プロフィール|藤本 和馬(ふじもと かずま)
当ブログ「塾なし小石川チャレンジ|ChatGPTと親子の適性検査日記」を運営している
藤本 和馬(仮名) と申します。小学5年生の長男 龍馬(リョウマ) が、
2025年の5月に突然「小石川中等教育学校に行きたい!」と言い出したことをきっかけに、
親子で都立中高一貫校受験への挑戦が始まりました。
■ 中学受験は「他人事」だった私が、挑戦を決めるまで
正直に言うと、私はそれまで中学受験に対して否定的でした。理由はいくつもあります。私は高校以降、受験とは無縁で、スポーツ推薦で大学へ進学しました。その後も、当時“世界第二位のコンピューターメーカー”に就職し、学歴よりも 実力・体力・チームワーク が問われる世界で仕事をしてきました。社会に出れば、
学歴は“一斉就職の入口”でしか使わない、その後の人生を保証するものではない
と身をもって知っています。
だからこそ、小5・小6という多感な時期を暗記偏重の詰込み型受験で埋め尽くすことに強い疑問がありました。習い事(ピアノ、サッカー、英語、中国語)を辞めさせてまで
受験一本に絞らせるやり方にも違和感がありました。
■ PTA会長として見つめてきた“これからの教育”
私はPTA会長として、校長先生、教育委員会、教育長と数多くの対話・勉強会を重ねてきました。
その中で、
- 今の学習指導要領は探究的な学びへ進化している
- 思考力教育は世界的潮流になっている
- フィンランドなど短時間学習でも世界上位の教育モデルがある
こうした“未来の教育観”を深く知ることができました。だからこそ、従来型の
暗記勝負の受験勉強」が子どもの成長の全てではないと確信していました。
■ そんな中で、龍馬が「小石川に行きたい」と言った
学校から配られた小石川中等学校のチラシ。その QR コードを 龍馬自身が読み取り、
紹介ページを見てこう言いました。
「理科が強い学校なんだ!ロケット部がある!ここ行きたい!」
子ども自身の意思で人生を選んだ瞬間でした。
そこから親子の挑戦が始まりました。
■ なぜ塾なしなのか
理由は明確です。
● 暗記偏重ではなく「思考力」を育てたい
● 習い事(サッカー・ピアノ・英語・中国語)を辞めさせたくない
● 体力こそ人生の土台だと考えている
● PTA活動を通じて“授業の質が進化している”と知っている
● AI(ChatGPT)で新しい学習方法に挑戦したかった
特に ChatGPT の進化を見て、
「これからの10年、塾の価値は本質的に変わる」
と感じました。
学習計画・作文添削・問題生成・分析など、
家庭学習の質が AI によって一気に上がったからです。
■ このブログについて
このブログでは、
- 塾なしでの小石川受検のリアル
- ChatGPT を使った家庭学習の工夫
- 思考力を育てる学び
- 習い事との両立
- 親子で成長する過程
を記録しています。中学受験はゴールではなく、
親子で未来を選び取るためのプロセス だと考えています。
同じように悩む保護者の皆さまの力になれたら嬉しいです。