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👉 第7話ChatGPTと教材選び(国語・語彙/漢字編)https://koishikawa-juken.com/?p=178
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社会は、意外と判断が難しい教科でした。
ChatGPTによる模試分析では、
「国旗・地理の基本知識は保持できているため、資料読み取り型問題(表・グラフ)への応用を」
という評価が出ていました。
一見すると、「社会はそこまで手をかけなくてもよいのでは?」
そう思ってしまいそうなコメントです。
しかし、長男との日々の会話や学習の様子を見ていると、
私はどうしてもその評価を そのまま受け取る気にはなれませんでした。
ChatGPTの分析と、親としての違和感
確かに、前回・今回の模試では、
社会の点数だけを見ると「悪くない結果」が出ていました。
ただし、それは
「社会力が安定して身についている」結果なのか?
それとも
「たまたま出題と相性が良かった」結果なのか?
ここは、親として一度立ち止まる必要があると感じました。
その理由は、大きく3つあります。
親の直感が気になった3つの理由
① 本人が「社会は苦手」とはっきり言っている
長男は、
- 算数が好き
- 理科が好き
- 国語と社会は苦手
という自己認識をはっきり持っています。
これは成績以上に重要なサインだと思っています。
「得点できた=得意」ではなく、
本人がどう感じているかは、長期戦では無視できません。
② 47都道府県ゲームで感じた“あやふやさ”
家ではよく、遊び感覚で
「47都道府県ゲーム」をしています。
その中で、
- 名前は出るけれど、場所が怪しい
- 県庁所在地が即答できない
- 似た県名が混ざる
といった場面が何度かありました。
「なんとなく分かっている」状態で、
まだ完全に定着していない印象を受けました。
③ 知識の土台が不安定なまま「資料読み取り」に進んでいないか?
資料読み取り問題は、
前提として「最低限の知識」が頭に入っていないと成立しません。
- どの地域の話か
- どんな産業の話か
- 時代背景はどこか
これが分からないままでは、
グラフや表を“正しく読む”ことはできません。
つまり私は、
資料読み取り以前に、
まだ知識の土台に穴があるのでは?
と感じていました。
こで、あえて「親の直感」を優先することに
ここは一度、
ChatGPTの分析をそのまま採用するのではなく、
親としての直感を優先することにしました。
まずやったのは、
「小学校社会で学ぶ範囲」を改めて洗い出すことです。
小学校社会の範囲を整理してみた
整理してみると、小学校社会は大きく次の3本柱でした。
- 地理:日本地理+国内産業
- 歴史:日本史中心
- 公民:戦後から現代までの政治・社会の仕組み
そして小石川の適性検査では、
これらが 単独ではなく、組み合わさって出題される ことが多い。
であればまず、
「正確に思い出せる知識」を
頭の中に作ることが先ではないか
という結論に至りました。
最初に選んだ方針:「頭に入りやすい形」を最優先する
そこで社会については、
いきなり問題集や資料集には進まず、
- 日本の地理+国内産業
- 日本史
- 近代日本の政治・公民
この3分野について、
まずは“頭に入りやすい方法”を優先することにしました。
その答えが、
マンガ教材の活用でした。
社会全体を俯瞰するために、まず必要だと感じたこと
社会の学習を考える中で、最初にぶつかったのは
「どこから、どこまでを、どの深さでやるのか」という問題でした。
社会は算数や理科と違い、
- 単元が多い
- 用語が多い
- 時代・地域・制度が絡み合う
という特徴があります。
そのため我が家では、
いきなり分野別対策に入る前に、全体を一度“見渡せる教材”が必要
だと判断しました。
① 最初に選んだ「軸」教材
🟨 小学校の社会のだいじなところがしっかりわかるドリル(旺文社/1,320円)
こちらはChatGPTではなくGoogle検索の際に表示されたのをきっかけに購入した教材ですが、
この教材を選んだ理由はとても明確でした。
なぜこの教材を選んだのか
- 小学校社会の全範囲(地理・歴史・公民)を一冊で整理できる
- 教科書ベースなので、「抜け・漏れ」が起きにくい
- 問題演習型で、
「知っているつもり」を「答えられる」に変えられる
特に良かったのは、
**「資料読み取り以前に必要な基礎知識」**を丁寧に確認できる点です。
地図・年表・図解がシンプルで、
「思い出す → 確認する → 定着させる」という流れを作りやすく、
社会が苦手な子でも取り組みやすい構成になっています。
② マンガ教材を“戦略的に”選んだ理由
社会については、
「まず好きになる」「心理的ハードルを下げる」ことを最優先しました。
そこで選んだのが、次の2冊です。
🟦 るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ 日本の歴史
🟩 るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ 47都道府県
なぜ「るるぶ」シリーズだったのか
今振り返ると、選定理由はとてもシンプルでした。
- マンガ+クイズ構成で、勉強感が薄い
- 旅行情報出版社ならではの
「地理・歴史をストーリーでつなぐ構成」 - 図やイラストが多く、
記憶に残りやすい
特に長男にとっては、
「社会=覚えるだけのつまらない教科」
というイメージを壊すことが最優先でした。
マンガ教材なら、
疲れている日でも、
算数や理科のあとでも、
“気負わず手に取れる”。
結果として、
「今日は社会も少し見ておこうかな」
という流れを自然に作ることができています。
③ まとめ本+マンガ教材の役割分担
我が家では、社会教材を次のように役割分担しました。
| 役割 | 教材 |
|---|---|
| 知識の抜け漏れ確認 | 旺文社「だいじなところがしっかりわかるドリル」 |
| 全体像の理解・導入 | るるぶマンガ(歴史/47都道府県) |
| 興味づけ・定着 | マンガ → クイズ → 会話 |
この順番で回すことで、
- マンガで「なんとなく分かる」
- ドリルで「正確に思い出す」
- 会話で「使える知識にする」
という循環ができつつあります。
小石川適性検査とのつながり
小石川の適性検査では、
- 地理 × 産業
- 歴史 × 現代社会
- 資料 × 知識
といった横断的な出題が多く見られます。
だからこそ、
- 知識を点で覚えるのではなく
- 「つながり」で理解しておくこと
が重要だと感じています。
その土台作りとして、
今回選んだ「まとめ本+マンガ教材」は、
**社会を“嫌いにさせないまま、基礎を固める”**という目的に非常に合っていました。
社会については、まだ「得点を伸ばす」以前に、
「全体像を知り、苦手意識を減らす」段階にいると感じています。
次回からは、今回選んだ教材を実際に使ってみた小5の夏休みについて紹介します。
次回予告
👉第9話計画通りにいかなかった小5夏https://koishikawa-juken.com/?p=202
このブログについて】
小5の息子・龍馬が、小石川中等教育学校のロケット部に憧れて受験を決意。
塾なし・ChatGPT活用で挑む我が家のリアルな記録を公開しています。
【2026年版】塾なし小石川チャレンジ “1年の計”──教科別戦略・学習計画・教材マップ


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