第1話】小石川中等教育学校を目指すきっかけ|「ロケット部に入りたい!」と言った小5誕生日の夜—

小石川研究

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2025年5月15日。小学5年の長男の誕生日の夜、我が家の空気が変わりました。
それまで我が家は、中学受験を前提に動いていませんでした。むしろ私は、どちらかと言えば中学受験に否定的な立場でした。

そんな中で、長男がふいに言った一言。

「この学校でロケット部に入りたい!」

その瞬間から、我が家の「塾なし小石川チャレンジ」が始まります。

小石川受験のはじまり(2025年5月15日・誕生日の夜)

この日、長男が「小石川」という学校の名前を口にしたのは、突然の思いつきではありませんでした。
きっかけは、**学校から配られた“帰りのプリント”**の中に入っていた 小石川中等教育学校のチラシです。

全員に配られる、いつものプリントの束。
その中の1枚に、小石川の案内があり、そこには生徒が制作したYouTube紹介動画への導線もありました。

そして、長男はその動画を食い入るように見始めました。

長男が何度も繰り返し見ていたのは「ロケット部」だった

YouTubeで長男が特に注目していたのは、学校紹介の中でも ロケット部の活動でした。
活動の様子だけでなく、なんと フランスまで行って、自分たちのロケット技術についてプレゼンしている映像も出てきたのです。

その場面が、長男には相当刺さったようでした。

  • ロケットという“好き”のど真ん中
  • 海外で発表している“スケール感”
  • 技術の話を自分の言葉で伝えている“かっこよさ”

しかも長男は自分のことを「プレゼンは得意」だと思っています。
だからこそ、その映像は「すごい」ではなく、「自分もやりたい」に変わったのだと思います。

実際、そのシーンを何度も巻き戻して繰り返し見ていました

そして、映像を見ながら、こう言ったのです。

「この学校でロケット部に入りたい!」

長男の心を掴んだのは3つのポイントだった

私はその時点では「小石川」がどんな学校かほとんど知りませんでした。
しかし長男は、動画とチラシから“自分に刺さる要素”をしっかり掴んでいました。

1)理数が強い(スーパーサイエンススクール)

長男はもともと数学・理科が好きです。
「理屈で考える」「仕組みを知る」ことに強く惹かれるタイプで、SSHという言葉が“自分に合う学校”として響いたようでした。

2)ロケット部がある

これが一番の決め手でした。
しかも活動が“部活の範囲”を超えて、海外で技術プレゼンまでしている。
長男の将来像と重なるものがあったのだと思います。

3)国際交流がさかん

海外の人と関わる、異なる価値観に触れる。
その環境が「世界を広げてくれそう」と感じたようでした。

親の本音:その場で即答できなかった

ただ、親の私は、その瞬間に「よし受験だ!」と即答できたわけではありません。
理由は単純で、中学受験を現実に考えたことがなかったからです。

しかも私は、これまでの経験から、

  • 小学校高学年の貴重な時期が“暗記一色”になること
  • 習い事や体験の幅が狭まること
  • 「塾が言うから」という空気に流されること

こういったことに、ずっと違和感を持っていました。

加えて、友人の家庭での中学受験の様子を身近で見てきたことも影響しています。
「いい大学へ行くために、その付属中学に入るのよ。大学から入るより中学から入るほうが有利だから」――そんな言葉を聞いた記憶があります。

そのご家庭では、親が先導し、子どもがそれについていく形で、親子二人三脚で受験に立ち向かっているように見えました。
小学生の段階では、まだ自分で進路を整理して判断するのは難しく、結果として“親の意向が強く出る受験”になりやすい。当時の私はそう捉えていました。

それでも、目の前の長男は「行きたい学校」を自分の言葉で説明し、目を輝かせていました。
その姿を見て、私は考え方を切り替える必要があると感じました。

この日、親子で決めた「最初の約束」

この夜、我が家がまず決めたのは、塾選びや教材探しより前に、

「受験する・しない」ではなく、まず“本人の意思”を尊重すること。

そして長男にこのように言いました。「うん、良さそうな学校だと思う。もっと小石川のことをよく調べてみよう!」

また次の2つを確認しました。

  • 長男の「小石川に行きたい」は、その場のノリではない
  • 親として、まずは情報を集めて一緒に考える(否定から入らない)

この日は受験勉強のスタートではなく、
親子で同じ方向を向くためのスタートだったと思います。

まとめ:我が家の小石川チャレンジはここから始まった

こうして、2025年5月15日。
長男の誕生日の夜に、我が家の「小石川受験」は始まりました。

まだこの時点では、

  • 小石川がどんな学校なのか
  • どれほど難しいのか
  • 何をどう準備すればいいのか

何も分かっていませんでした。

それでも、「この学校でロケット部に入りたい」と言った本人の熱量だけは本物でした。
そして私は、この日を境に、「否定」ではなく「理解」へ向けて動き始めます。

次回予告(第2話)

次回は、親の私が「小石川って何?」という状態から、一次情報を読み漁り始めた話です。
中学受験に否定的だった親が、なぜ小石川に惹かれたのか──そこを整理していきます

次回の記事はこちら👉https://koishikawa-juken.com/?p=110

このブログについて】
小5の息子・龍馬が、小石川中等教育学校のロケット部に憧れて受験を決意。
塾なし・ChatGPT活用で挑む我が家のリアルな記録を公開しています。

【2026年版】塾なし小石川チャレンジ “1年の計”──教科別戦略・学習計画・教材マップ

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