第18話 突然の衆議院選挙を「最高の教材」に変える

親子日記

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👉 第17話 ChatGPTと一緒に計画内容の見直し https://koishikawa-juken.com/?p=703

👉 シリーズ目次はこちらhttps://koishikawa-juken.com/?p=627

――小石川対策としての「選挙と政治」1週間集中学習

日本は衆議院解散に伴い、突然衆議院選挙に突入しました。
受験生のいる家庭にとって、これは正直かなり厄介な出来事です。
連日走り回る選挙カー、テレビもネットも選挙一色。
「こんな大事な時期に……」と思う方も多いはずです。

しかし我が家では、あえてこう考えることにしました。

せっかくなら、この“騒がしさ”を学びに変えてしまおう。

なぜ「今」、選挙と政治なのか

小石川中等教育学校の適性検査では、
単なる暗記ではなく、

  • 仕組みを理解する力
  • 資料をもとに説明する力
  • 自分の言葉で判断する力

が一貫して問われます。

政治や選挙は、普段はどうしても「遠い」「難しい」「つまらない」と感じがちです。
特に公民分野は、教科書を開いても子どもが自発的に食いつく内容ではありません。

しかし今は違います。

  • ニュースをつければ選挙の話題
  • 家の外では選挙カー
  • 大人たちが政治について話している

教材が勝手に目の前に転がっている状態です。

小学5年生でも「今」だからできる

長男は現在小学5年生。
学校ではまだ本格的な公民は習っていませんが、スマイルゼミで6年生内容を先取りしてきたため、基礎知識はあります。

そして現在は、

  • 1月23日:衆議院解散
  • 2月8日:衆議院選挙

まさに選挙活動の真っただ中。

このリアルタイム性は、後から教科書で学ぶよりも、はるかに理解が深まります。
そこで我が家では、開票までの1週間を

「公民学習ウィーク」

にすることにしました。

ChatGPTと一緒に作った1週間学習計画

今回の学習の目的は、暗記ではありません。

①仕組み理解 → ②資料で説明 → ③自分の言葉で判断

この流れを、1日45〜60分×2コマで回します。

  • Day1:選挙は何のためにあるのか
  • Day2:衆議院の役割と、なぜ解散があるのか
  • Day3:2票制(小選挙区+比例代表)の意味
  • Day4:公約を「比べる」技術(適性検査ど真ん中)
  • Day5:税金と予算――「やりたい」はお金で決まる
  • Day6:世論調査・ニュースの読み方
  • Day7:自分なりの「投票のものさし」を作る

どの日も必ずアウトプット付き
80〜200字程度で、自分の言葉にすることを重視しています。

騒音すら教材にする「選挙フィールドワーク」

選挙カーがうるさい。
これは事実です。

でも、ただのストレスで終わらせるのはもったいない。

  • 主張は具体的か?(数字・期限・対象)
  • 同じことしか言っていないか?
  • なぜその言い方をしているのか?

テレビ討論も同様です。

  • 相手の意見に答えているか
  • 話をすり替えていないか
  • データの出し方は公平か

これはそのまま、小石川適性検査の資料比較力につながります。

小石川適性検査を意識したオリジナル問題

今回、ChatGPTにお願いしたのは
いずれも実在の政党・候補を使わない「思考力特化」の問題セットです。

実際にChatGPTに作成してもらった問題の中から、雰囲気が伝わりやすいものをいくつか紹介します。資料をもとに考え、自分の言葉で説明する力を重視した設計です。
小石川の適性検査で求められる「両論整理・仕組み理解・判断力」を、そのまま家庭学習に落とし込んでいます。

【問】「衆議院が解散すると、国民の生活にどんな影響が出るか」を、①図(矢印でOK)+②80字で説明しなヒント:法律/予算/政治の空白・準備の大変さ/議論の優先順位 など

【問】(意見文・合計200字程度)
あなたの家の近くでは選挙カーが走っている。
「選挙カーは必要だ」という意見と、「必要ない」という意見をそれぞれ80~120字でまとめ、そ
のうえで自分の考えを書きなさい(合計200字程度)。

【問】 公約を比べて『追加で知りたい情報』を出す                   【公約】A:子育て支援を強化する。 B:税金を下げて家計の負担を軽くする。      (1)公約Aを実現するために『追加で知りたい情報』を3つ書きなさい。         (2)公約Bを実現するために『追加で知りたい情報』を3つ書きなさい。         (3)(1)(2)で挙げた情報のうち、共通して大切なものは何か。60~100字で書きなさい。

  • 両論併記の意見文
  • 図で説明する仕組み問題
  • 不足情報を指摘する比較問題
  • 数字を伴う予算配分問題
  • 世論調査の「質問文の罠」

どれも共通しているのは、

根拠(資料)→ 結論(自分の言葉)

という採点軸です。

これはまさに、小石川適性検査そのものです。

進め方のコツ(小5でも“深く”できる)

  • 暗記は最後。まず「なぜ?」を言葉にする
  • 毎日短文アウトプットを1本
  • 親子でツッコミ役を交代する

「この公約、財源は?」
「その根拠、どこから?」

このやり取りができれば、もう立派な適性検査対策です。

騒がしい1週間を、最高に実りある1週間へ

これから開票までの1週間、
我が家では長男・次男と一緒に、
この小石川適性検査風ワークシートに取り組みます。

選挙は、確かに騒がしい。
でも見方を変えれば、

これほど生きた教材はない

とも言えます。

1年後に小石川中等教育学校を目指す今だからこそ、
この「突然の選挙」を、学びに変えていきたいと思います。

最後に(読者の方へ)

同じように、塾なしで試行錯誤しているご家庭の参考になれば嬉しいです。

また私たちと同じように教材で迷っている方の「取捨選択の材料」になれば嬉しいです。

これからも、親子で楽しみながら続けていきます。


次回予告

👉第19話|算数教材の優先順位を全部見直した話

次回は、第17話でまとめた優先順位に沿って実際に使っているテキストのチャプター別に、どこを優先し、どこを後回しにするかを具体的に整理していく予定です。

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