四谷大塚「全国統一小学生テスト」6年生の結果|4教科265点から見えた夏休みの課題

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2026年6月7日に実施された、四谷大塚「全国統一小学生テスト」の結果が6月23日に届きました。

今回の4教科合計は、265点でした。

この2か月間、2022年から2025年までの過去問に取り組んできましたが、本番では過去問よりも大きく点数を落とす結果となりました。

ただ、成績表を教科別・分野別に詳しく確認すると、単に「点数が悪かった」で終わらせるのではなく、これまでの学習で改善した部分と、夏休みに優先して取り組むべき課題の両方が、かなりはっきりと見えてきました。

今回は、算数・国語・理科・社会の結果を振り返りながら、今後の小石川受検対策にどうつなげていくかを整理します。

今回の結果

教科得点
算数73/150点
国語80/150点
理科56/100点
社会56/100点
4教科合計265/500点

過去問では300点台後半を取れた年度もあったため、今回の結果だけを見ると厳しいものになりました。

一方で、各教科の失点内容を確認すると、過去問の分析で見えていた弱点が、そのまま本番でも現れています。

つまり、偶然点数が低かったというよりも、現在の課題がはっきり表れたテストだったと考えています。


算数は73点|規則性と後半問題に時間を使いすぎた

今回の算数の出題内容は、次のような構成でした。

大問内容印象
大問1小数・分数・逆算基本計算。ただし小数点などのミスを誘いやすい
大問2一行問題速さ、時刻、立体、グラフ、正多角形など幅広い
大問3体積・セット販売・図形・整数ここから思考力問題が増える
大問4円・おうぎ形円周や面積の処理が中心
大問5直方体の展開図・表面積立体感覚が必要
大問6消費税・切り捨て・条件整理実戦的で、条件の読み間違いが起こりやすい
大問7新記号演算・分数・整数条件難度が高く、数の性質や規則性に近い問題

結果は、73/150点でした。

最近の過去問の得点状況から考えると、本番では少なくとも100点前後を目標にしていました。そのため、本人にとっても悔しい結果だったと思います。

前半の計算ミスだけで21点を失った

特に大きかったのが、大問1の計算問題です。

配点7点の問題を3問間違え、合計21点を失いました。

3問のうち1問は、単純な計算ミスではなく解き方そのものを間違えていたそうですが、残りの問題については見直しができていれば修正できた可能性があります。

さらに、大問3の文章題でも5点の問題を2問落としており、前半だけでかなり大きな失点となりました。

全国統一小学生テストの算数では、大問1・大問2の配点が高いため、難しい後半問題を解くこと以上に、前半を確実に取ることが重要です。

今回は大問6・大問7に多くの時間を使ったものの、この2つの大問で正解できたのは7問中1問でした。

後半の難問に時間を使った結果、配点の高い計算問題を見直す時間がなくなってしまいました。

今回の結果からは、算数の知識や思考力だけでなく、時間配分と問題を選ぶ判断力にも課題があることが分かります。

分野別得点率

分野得点率
平面図形100%
文章題58%
立体図形44%
計算40%
数・規則性0%

平面図形は100%取れていましたが、数・規則性は0%でした。

規則性に分類された問題だけで、配点は25点ありました。

ここは、これまでの過去問でも繰り返し弱点として現れていた分野です。

  • 2022年過去問:大問6の図形条件整理、大問7の規則性・操作で失点
  • 2024年過去問:大問6の円と長方形、大問7の数列操作で失点
  • 2026年本番:数・規則性、立体図形、条件整理を含む後半問題で失点

過去問分析で見えていた弱点が、そのまま本番でも結果に表れました。

もし今回、規則性や条件整理の出題が少なく、算数で高得点を取れていたら、「このままでも算数は大丈夫」と考えてしまったかもしれません。

そう考えると、今回の模試で課題を重く受け止めることができたのは、長い目で見れば良かったのかもしれません。

夏休みは、規則性の解法を覚えるだけではなく、

  • 条件を表や図に整理する
  • 難しい問題に時間をかけすぎない
  • 前半問題の見直し時間を確保する
  • 計算問題を確実に得点する

という部分まで含めて改善していきます。

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国語は80点|心情理解は強いが語彙力が課題

国語の出題内容は、次のような構成でした。

区分内容印象
前半漢字・同音異義語・語句・慣用表現これまで対策してきた語彙問題に近い
中盤物語文心情変化、人物関係、発言の意味を問う
後半説明文・論説文商品、市場、自己ニーズ、資本主義など抽象度が高い
全体選択式中心読解精度と選択肢処理が重要

結果は、80/150点でした。

国語については、事前に行った過去問でも、語彙・ことわざ・漢字などの知識分野に課題が表れていました。

今回も、同じ傾向が出ています。

分野別の結果

分野得点評価
語彙力18/40
物語文・ストーリー把握10/25
物語文・心情理解26/37
説明文・部分理解9/25
説明文・全体把握17/23

最も良かったのは、物語文の心情理解です。

これは以前の過去問分析でも感じていましたが、主人公や登場人物の気持ちを読み取る問題については、比較的安定しています。

説明文の全体把握も取れているため、文章全体の流れや筆者の主張がまったく読めていないわけではありません。

一方で弱かったのは、主に次の2点です。

  1. 語彙力
  2. 説明文の部分理解

成績表の講評でも、接続語、空欄補充、語句の意味などが、今後身につけるべき問題として挙げられていました。

「文章が読めない」のではなく、細部で落としている

今回の国語は80点でしたが、結果を細かく見ると、読む力そのものが大きく不足しているわけではなさそうです。

心情理解や文章全体の把握では、ある程度得点できています。

その一方で、語句の意味、接続語、文章中の一部分を正確に捉える問題で失点しています。

つまり、現在の長男は、文章全体は読めているものの、細かな知識や表現の理解で点を落とすタイプだと考えています。

今後の優先順位は、次のように考えています。

  1. 語彙
  2. 接続語
  3. 説明文の部分理解
  4. 物語文のストーリー把握
  5. 漢字

語彙や接続語は、全国統一小学生テストの知識問題だけでなく、小石川の適性検査にもつながります。

適性検査では長い文章を読み、自分の言葉で記述する力が必要ですが、その土台になるのは、言葉を正確に理解する力です。

言葉の意味や接続関係が正確に分かるほど、文章の読み取りや記述の精度も上がります。

小石川対策としての読解・記述学習を続けながら、語彙・漢字・接続語などの知識分野も並行して強化していきます。

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理科は56点|生命分野は改善、エネルギー分野が課題

理科の出題内容は、次の通りでした。

大問主な内容分野印象
大問1タンポポ、消化、ろうそく、ろ過、熱、電磁石など生物・化学・物理基礎確認。ここは落としたくない
大問2インゲンマメの発芽・成長、ヨウ素液、アサガオの花生物・植物実験条件を整理すれば解きやすい
大問3月の見え方、満ち欠け、太陽・地球・月の位置関係地学図の読み取りが重要
大問4ふりこの実験、表・グラフ、周期と条件物理・エネルギー小石川対策にもつながる重要問題

結果は、56/100点、偏差値54.8でした。

目標としていた偏差値60には届きませんでしたが、分野別に見ると、改善している部分も確認できました。

生命分野は29/35点

生命分野は、**29/35点、得点率83%**でした。

全国平均の正答率68%を上回っており、今回の結果だけを見れば良くできています。

ただし、生命分野は直前の過去問で大きな弱点として現れていたため、今回の結果だけで「完全に克服できた」とは考えていません。

最近重点的に対策してきた内容が、本番で得点につながった可能性があります。

改善の兆しが見えたことは評価しつつ、今後も繰り返し学習を続けます。

粒子分野は4/8点

粒子分野は、**4/8点、得点率50%**でした。

問題数が少ないため大きく悲観する必要はありませんが、酸素の体積割合など、基本知識の取りこぼしがありました。

この部分は、知識を整理して覚え直すことで、比較的早く改善できそうです。

地球分野は14/26点

地球分野は、**14/26点、得点率54%**でした。

全国平均の正答率40%は上回っていましたが、月、太陽、星、季節などの知識と位置関係の理解は、まだ安定していません。

天体は、小石川の適性検査でも図や資料と組み合わせて出題される可能性があるため、夏休みに重点的に取り組みたい分野です。

エネルギー分野は9/31点

今回最大の課題となったのが、エネルギー分野です。

結果は、**9/31点、得点率29%**でした。

出題されたのは、ふりこの実験、グラフ、速さ、実験結果の比較などです。

単純な知識問題というよりも、

  • 実験条件を整理する
  • 表やグラフから変化を読み取る
  • 結果から理由を考える
  • 複数の条件を比較する

といった考察力を問う問題で失点しています。

これは、小石川の適性検査でも非常に重要になる力です。

逆に考えると、今後本格的に適性検査対策を進めることで、最も改善が期待できる分野ともいえます。

成績表では、「これができればあと19点取れる問題」として、酸素、電磁石、月、インゲンマメなどが挙げられていました。

知識の取りこぼしを減らし、図や表を正確に読む力を高めることができれば、70点台も十分狙えると考えています。

四谷大塚の全国統一テストから来年の小石川受検までの全体計画と2週間計画【理科版】


社会は56点|政治は満点、産業・地図が大きな課題

社会の出題内容は、次の通りでした。

大問主な内容分野印象
大問1三大急流、平野、米作り、野菜生産、川、気候、湖地理・農業・自然資料読みと基本知識
大問2三大工業地帯、自動車工業、三大都市圏、情報メディア工業・人口・情報グラフ・地図・資料読みが多い
大問3日本三景、三大名園、三大夜景、地形図、神戸港の貿易観光・地形図・貿易地図読解を含む小石川向きの問題
大問4日本国憲法の三大原則公民基本を押さえていれば得点しやすい

結果は、56/100点、偏差値49.4でした。

目標としていた76点・偏差値60とは、約20点の差がありました。

ただし、分野によって得点状況が大きく異なっています。

分野別の結果

分野得点評価
国土と自然災害12/22
日本の産業と貿易10/34
都道府県と地図10/20
現代の社会6/6
日本の政治18/18

現代の社会と日本の政治は満点でした。

一方で、日本の産業と貿易は10/34点となり、今回最も大きく失点した分野です。

国土と自然、都道府県と地図についても、基本知識と資料読解の両方に課題があります。

産業・国土・地図を優先して復習する

成績表では、「これができれば17点アップ」とされている問題が示されていました。

内容を見ると、主に次の3分野です。

  • 日本の産業
  • 都道府県と地図
  • 国土と自然

この3分野を重点的に復習することで、70点台前半までは十分に狙える可能性があります。

今回の社会では、単なる知識問題だけでなく、

  • 地図を読む
  • グラフを読む
  • 表を読む
  • 複数の資料を比較する
  • 資料から理由を考える

という問題が多く出題されていました。

これは、小石川の適性検査とも共通する部分です。

ただし、資料問題を解くためには、都道府県、地形、気候、農業、工業などの基礎知識が必要です。

夏休みは、用語を暗記するだけではなく、地図・グラフ・統計資料と知識を結びつける学習を増やしていきます。

四谷大塚の全国統一テストから来年の小石川受検までの全体計画と2週間計画|社会編


過去問4年分と本番の得点を比較

この2か月間で取り組んだ、2022年から2025年までの過去問の結果は次の通りです。

年度算数国語理科社会合計
2022年1031017757338
2023年88635263266
2024年128906166345
2025年1201027682380
2026年本番73805656265

本番の265点は、過去問4年分の中で最も低かった2023年の266点と、ほぼ同じ点数でした。

特に算数は、2024年・2025年の過去問では120点を超えていたため、本番で大きく点数を落としたことになります。

しかし、過去問の点数がまったく参考にならなかったわけではありません。

過去問で失点していた規則性、条件整理、語彙、天体、資料読みなどが、本番でもそのまま課題として現れています。

過去問演習の目的は、同じ問題を解けるようにすることだけではなく、自分の弱点を発見し、次の学習につなげることです。

今回の結果によって、夏休みに優先して取り組む内容が、より明確になりました。


夏休みに改善したい4教科の課題

算数

算数では、規則性・条件整理・立体図形の対策を進めます。

それと同時に、難問に時間を使いすぎず、前半の計算問題や一行問題を確実に得点するための時間配分も練習します。

計算については、単に問題数を増やすだけではなく、

  • 途中式を省略しすぎない
  • 小数点や分数を確認する
  • 解き方が合っているかを見直す
  • 最後に前半へ戻る時間を確保する

という習慣を身につけたいと思います。

国語

国語では、現在取り組んでいる読解力・記述力の向上を続けながら、語彙、漢字、接続語の強化を進めます。

長文全体の理解や心情理解は長所として伸ばしつつ、語句の意味や文章の細部を正確に捉える力を補います。

理科

理科では、エネルギー分野の基礎知識を確認しながら、実験、図、表、グラフを使った考察問題に取り組みます。

また、生命分野は今回改善が見られましたが、まだ定着したとは言い切れません。

生命分野の復習を継続しつつ、天体・電磁石・ふりこなどの弱点を重点的に学習します。

社会

社会では、日本の産業、国土と自然、都道府県と地図を優先します。

参考書で知識を確認した後、地図や統計資料を使った問題に取り組み、「知っている」だけではなく「資料から判断できる」状態を目指します。


今回の結果を夏休みの学習につなげたい

今回の全国統一小学生テストは、目標としていた結果には届きませんでした。

特に、過去問で高得点を取れていた算数が73点だったことは、本人にとっても大きなショックだったと思います。

しかし、今回の結果には、これまで取り組んできた弱点対策の効果も表れています。

理科の生命分野は改善が見られ、国語では心情理解と文章全体の把握が比較的安定していました。社会では政治・現代社会を満点で取ることができました。

その一方で、算数の規則性と時間配分、国語の語彙、理科のエネルギー分野、社会の産業・地図という課題も明確になりました。

受検までの学習を考えると、今の段階で弱点がはっきりしたことは、決して悪いことばかりではありません。

この結果を「点数が低かった」で終わらせず、夏休みの学習計画に具体的に反映させることが大切だと考えています。

現在、各教科の教材と今回の成績表を照らし合わせながら、夏休みの学習計画を長男と一緒に作成しています。

算数・国語・理科・社会それぞれの夏休み計画については、今後の記事で数回に分けて紹介していく予定です。

次回予告

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