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第19話の算数、第20話の国語につづいて、今回は理科です。
わが家の方針は第17話で決めた通り──小石川(都立中高一貫)の理科は、知識の暗記テストではない、という前提に立ちます。
この記事でわかること
✅ 小石川の理科は「知識暗記」よりも「根拠(データ)→条件整理→考察を短く説明する力」が得点源だとわかる
✅ 理科の単元をA/B/Cで優先順位づけし、どこを厚く・どこを薄く広く・どこを後回しにするか判断できる
✅ 自由自在(問題集・参考書)と塾技を“小石川仕様”で回す具体的な手順(解き方テンプレ/最短ルート)を持ち帰れる
小学校理科は、全部くまなく必要?
結論から言うと、理科を「全範囲・細部まで暗記」する必要はありません。
ただし、誤解がないように言うと、主要単元の“枠組み”と、実験・観察、資料読解は全範囲必須です。
小石川の適性検査(特にⅡ・Ⅲ)では、毎年のように
- 観察・実験結果を読み取る
- 条件を整理する
- そこから考察して、文章で説明する
この力が問われます。
つまり、知識を持っているかどうか以上に、「根拠(データ)→整理→説明」までできるかが勝負になります。
- 理科の優先順位(第17話の方針を理科に落とす)
- 教材はどう使う?(別スレッドの結論のまとめ方)
- ① 生命分野
- ② 地球分野
- ③ 物質分野
- ④ エネルギー分野
- まとめ(この教材の扱い)
- 目次別:優先順位ABC(小石川基準・要約版)
- この問題集の“小石川用”おすすめ回し方(超実戦)
- 1問の解き方テンプレ(小石川仕様:30〜80字)
- 塾技 理科:小石川向け「優先順位」まとめ(著作権配慮の要約版)
- 小石川向け「塾技」最短ルート(おすすめ順)
- この本を“小石川化”する解き方テンプレ(40〜80字)
- 自由自在〈理科・参考書〉:小石川向け 優先順位まとめ(目次を“辞書化”して使う)
- 自由自在〈参考書〉の正しい使い方(小石川型)
- 「理科40技」をChatGPTに作ってもらった
- 小石川向け:理科 “40技” チートシート(1枚)
- まとめ:理科は「知識の暗記」ではなく「説明の競技」
理科の優先順位(第17話の方針を理科に落とす)
A:最優先(ここは厚く)
- 実験・観察の作法
(変えるもの/測るもの/そろえるもの) - データ読解(表・グラフ・資料の読み取り)
- 頻出題材の理解と説明
- 光・熱・音・電気
- 生物と環境
- 水・空気・状態変化
B:中優先(薄く広くでOK)
- 天体(昼夜・月)
- 地学(地震・火山・流水)
- 人体(しくみの大枠)
C:優先度を下げてよい(“暗記作業”になりやすい)
- 星座名・鉱物名の大量暗記
- 生物・人体の細かい分類暗記
👉 知識の網羅より、「説明できる理科」を最優先。
ここがブレないように、教材の使い方も整理しました。
教材はどう使う?(別スレッドの結論のまとめ方)
わが家は、まず“優しい教材”から入りました。
その流れで、次に取り組むのが「自由自在シリーズ」です。
- 自由自在(参考書):辞書的に使う(調べる用)
- 自由自在(問題集):アウトプット用(解いて説明する練習)
- 塾技(理科):小石川向けの“説明・考察”に寄せた技を作る素材
- 最後に参考書へ戻り、弱点の「辞書引き」→「説明化」で固める
つまり、順番としては
やさしい教材 → 自由自在(問題集で回す)→ 塾技(技で伸ばす)→ 自由自在(参考書で穴埋め)
この流れが一番きれいでした。
まず「理科のだいじなところがしっかりわかるドリル」です。
教材の位置づけ(結論)
位置づけ:B〜Aの土台づくり用・理科の共通言語をそろえる本
- ✔ 小3〜6の理科を「一度、同じ言葉・構造で整理」できる
- ✔ 実験・観察・因果関係の“基本語彙”をそろえる用途に最適
- ❌ これ単体で小石川対策の主軸にはならない
- ❌ 考察記述・複合資料読解は弱い
👉
役割は「理科のOSインストール」
この後に使う 思考型教材・適性検査型教材の理解を助ける 下支え教材。
章別・単元別 ABC判定(小石川基準)
① 生命分野
A(最優先で使う)
- ① 器具の使い方(1)
- ⑭ 器具の使い方(2)
- ㉒ 器具の使い方(3)
👉 理由
- 実験条件整理(変える/測る/そろえる)の基礎
- 小石川の「実験資料読み」の前提スキル
※ここは 丸暗記ではなく「なぜこの操作をするか」 を必ず言語化
A(しっかり)
- ⑤ 植物の発芽と成長
- ⑥ 花から実へ
- ⑬ 生物どうしのつながり
👉 理由
- 因果関係・環境条件・変化の説明が出しやすい
- 適性Ⅱ・Ⅲで文章説明に直結
B(薄く広く)
- ② 昆虫の成長とからだのつくり
- ③④ 季節と生き物
- ⑦ メダカの誕生
- ⑧ ヒトの誕生
- ⑨ からだのつくりと運動
- ⑩⑪ 動物のつくりとはたらき
- ⑫ 植物のつくりとはたらき
👉 理由
- 知識は必要だが「分類暗記」に寄りやすい
- 使い方次第でA化(例:環境が変わるとどうなる?)
C(優先度低)
※この教材内では ほぼなし
(※分類名の丸暗記に寄ったらC扱い)
② 地球分野
A(重要)
- ⑮ 天気と気温・水のゆくえ
- ⑯ 天気の変化
- ⑰ かげと太陽
- ⑳ 流れる水のはたらき
- ㉑ 大地のつくりと変化
👉 理由
- グラフ・図・時間変化の読み取りが中心
- 小石川頻出の「資料→変化→理由」型
B(薄く)
- ⑱ 太陽と月
- ⑲ 星の動き
👉 理由
- 原理理解は必要
- 星座名・細かい運行暗記は不要
③ 物質分野
A(最重要ゾーン)
- ㉓ 閉じこめた空気と水
- ㉔ もののあたたまり方
- ㉕ ものの温度と体積
- ㉖ 水のすがた
- ㉗ もののとけ方
- ㉘ 水溶液の性質
- ㉙ ものの燃え方
👉 理由
- 実験条件 × データ × 考察の宝庫
- 小石川理科のど真ん中
④ エネルギー分野
A(最優先)
- ㉚ 光や音の性質
- ㉝ ふりこのきまり
- ㉞ てこのはたらき
- ㉟ 電流のはたらき
- ㊱ 電磁石の性質
👉 理由
- 条件整理・比例関係・比較説明が必須
- 適性Ⅱでの定番素材
B
- ㉛ 風やゴムの力
- ㉜ 磁石の力
- ㊲ 発電と電気の利用
この教材の「正しい使い方(超重要)」
❌ NG
- 赤字・太字を覚える
- 用語テスト化する
⭕ OK
- 「条件を変えると何がどう変わるか」を 口で説明
- 図・表を見て 理由を1文で言う
- 「もし〇〇だったら?」を必ず1つ足す
まとめ(この教材の扱い)
- A単元:丁寧に(思考の型を作る)
- B単元:さらっと(語彙・背景知識)
- C化しそうな暗記は切る
👉次は自由自在理科問題集です。
この1冊は
「理科を説明できる言葉」に統一するための準備運動。
この問題集の位置づけ(小石川観点)
目次別:優先順位ABC(小石川基準・要約版)
A=最優先(資料・実験・因果説明に直結)/ B=重要(やるが「暗記」に寄せない)/ C=優先度低(知識暗記・スピード勝負に寄りやすい)
1)生き物分野
- 身近な生物の観察・記録(条件整理まで行ければ)… B(→A化しやすい)
- 植物の成長プロセス(発芽〜成長、育つ条件)… A
- 植物の体のはたらき(根・茎・葉などの役割を説明)… A
- 動物の成り立ち・誕生(知識暗記中心になりがち)… C
- 人体・動物のしくみ(大枠+説明に寄せる)… B
- 生物と環境(関係/因果/食物・生態のつながり)… A
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 図解・資料(用語確認+資料読解の“辞書枠”)… A
2)地球・宇宙分野
- 天気の変化(データ→原因説明)… A
- 流水・地形変化(条件→結果→理由)… A
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 星の動き(名称暗記より「なぜそう見えるか」)… B
- 太陽・月・地球の関係(原理+図で説明できればOK)… B
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 図解・資料(用語確認+資料読解の“辞書枠”)… A
3)エネルギー分野
- 光・音(性質/伝わり方/実験結果の読み取り)… A
- 電池・回路(条件変更→結果→理由)… A
- 磁力・電流の関係(現象を図で説明)… A
- 電気の利用(細部暗記より「変換・利用」を説明)… B
- 運動(動きの変化をデータで扱う)… A
- 力(作用・つり合い等を根拠つきで説明)… A
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 図解・資料(用語確認+資料読解の“辞書枠”)… A
4)物質分野
- 温度変化と性質(状態変化・熱の扱い)… A
- 溶け方・重さ(グラフ/表の読み取りが多い)… A
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 燃焼と空気(条件整理→結果→理由)… A
- 水溶液(分類暗記より「根拠で判定」)… A
- 思考力・作図・記述の演習パート … A
- 図解・資料(用語確認+資料読解の“辞書枠”)… A
5)出題形式別(ここが“小石川最重要ゾーン”)
- 表・グラフ読解 … A+(最優先)
- 実験・観察の整理(条件/結果/考察)… A+(最優先)
- 計算(読み取った後の道具として)… B
6)公立中高一貫(適性検査タイプの総合問題)
- 生き物/地球・宇宙/エネルギー/物質の総合 … A
予想問題(私立型に寄りやすいセット)
- 基本は … C
- ただし「資料→理由説明」が中心の回だけ拾うなら … B に引き上げ可
この問題集の“小石川用”おすすめ回し方(超実戦)
- 出題形式別(表グラフ/実験観察)を先に固める
- 次に適性検査タイプの総合問題で統合練習
- 最後にエネルギー・物質のAテーマを補強(生物・地球はAだけ薄く戻る)
1問の解き方テンプレ(小石川仕様:30〜80字)
解いた後に、必ずこの順で短くまとめる練習:
- 条件(変えた/そろえた) → 結果(数値・傾向) → 理由(しくみ) → 結論
次は塾技100理科です。
1) 教材の位置づけ(小石川観点)
位置づけ:A(上位)
- 強い点:実験・条件整理/グラフ・比例/理由説明 に直結する技が多い
- 注意点:私立向けに 知識・暗記(植物名・分類・天体の細部) が混ざるので、そこは削る
👉 自由自在(問題集)で「広く」やった後、塾技で「型」を固めると相性が良いです。
2) 塾技100理科をABCで優先順位づけ
塾技 理科:小石川向け「優先順位」まとめ(著作権配慮の要約版)
※ここでは目次をそのまま転記せず、内容をテーマ別に要約して優先順位を付けています(著作権配慮)。
A(最優先:小石川に直結)
実験・条件整理・資料(表/グラフ)→理由説明に直結する単元。
■ 物質・化学(実験→条件→結果が作りやすい)
- 溶液の基本(溶け方/濃さ/性質/中和)
- 気体の扱い(発生・集め方・性質の整理)
- ものの燃え方/金属の変化(酸化など)
- 状態変化と熱(あたたまり方・熱の伝わり方)
■ 熱・光・音(資料読解+説明が書きやすい)
- 光(進み方・反射・屈折・レンズ)
- 音(振動・伝わり方など)
■ 力と運動(比例・比較・理由説明の宝庫)
- ばね/てこ/滑車などの「しくみ」と「得」
- 密度・浮力など、比べて説明できる題材
- 振り子・運動の規則性
■ 電気(回路+グラフ+条件整理)
- 回路の基本、電流による変化(明るさ・発熱など)
- 電磁石~電気の利用(条件を変えて比較しやすい)
■ 地学・環境(資料→原因→対策の型)
- 気象(気温・湿度→雲→風→前線→台風→日本の天気)
- 地震・火山・流水(図・資料からしくみを説明)
- 環境問題(原因と対策をセットで整理)
B(中優先:Aの土台/薄く広く)
暗記で押さず、図や言葉で説明できるレベルまででOK。
- 気体・燃焼などの基礎(Aの理解を支える範囲)
- 生物の基礎(植物のはたらき/動物の成長やくらし)
- 食物のつながり(食物網など)※文章説明にしやすい
- 人体(消化・呼吸・血液循環など)は「流れ」を重視
- 天体(太陽・月・星の動き)は図解重視(名称暗記は最小限)
- 地層は「でき方」と「読み取り」を中心に
C(優先度を下げてよい:暗記寄りになりやすい)
小石川は「名称コンプリート」より「説明」が得点源。
- 特定の植物・花など、種類当てや細部暗記に寄りやすい範囲
- 生物の分類を名称網羅で覚える学習
- 特定の昆虫など、細かな生活史・種類暗記に寄りやすい部分
- 人体の器官名を大量に覚える方向(仕組み理解だけでOK)
- 惑星名など、丸暗記型の知識チェック寄り
小石川向け「塾技」最短ルート(おすすめ順)
まずはこの順で回すと、短期間で伸びやすいです。
- 実験の作法(変える/そろえる/測る・器具の扱い)
- 溶液・状態変化・熱(条件整理→結果→理由が書ける)
- 力学(てこ・滑車・密度/浮力)(比較と説明で点になる)
- 電気(回路~電磁石)(表・グラフ読解と相性が良い)
- 天気(湿度→雲→風→前線→台風)(資料→因果が作れる)
- 地震・火山・流水+環境(しくみ+対策が書ける)
この本を“小石川化”する解き方テンプレ(40〜80字)
塾技は「技を覚える」より、説明文に変換すると強いです。
各問題のあとに、必ずこの型で一文を書かせます。
- 条件(変えた/そろえた)→結果(数値・傾向)→理由(しくみ)→結論
次に自由自在高学年理科です。
自由自在〈理科・参考書〉の位置づけ(小石川視点)
位置づけ:B(辞書・裏取り・概念確認用)
- 主用途:
- ❌ 通読・順番学習
- ⭕ 「分からないときに引く」「説明を補強する」
- 小石川では
👉 知識量そのものは評価されない
👉 しかし
👉 説明の正確さ・因果のズレのなさは強く見られる
つまりこの本は
✨「答えの質を上げるための背景知識供給装置」
として使うのが最適です。
自由自在〈理科・参考書〉:小石川向け 優先順位まとめ(目次を“辞書化”して使う)
🟥 A:必ず使う(頻出/説明の芯=適性Ⅱ・Ⅲの核)
小石川で最優先なのは「知識の暗記」よりも、実験・観察の条件→結果→理由を言葉で説明する力。ここはその“理由づけ”の土台になります。
- エネルギー(光・音・電気・熱):光の進み方/反射・吸収、音の伝わり、電流と発熱、発電・蓄電など
→ 問題集や塾技で出た内容の「なぜそうなる?」を確認する用途 - 力(道具・運動・つり合い):てこ・滑車・輪軸、ばね、重力、浮力など
→ 比較・比例・グラフの読み取りを「説明文」に落とす補助 - 物質(空気・水・温度変化・水溶液・燃焼):とけ方、温度による変化、酸・アルカリ・中和、燃え方と空気の関係など
→ 実験条件(変える/そろえる/測る)を正確に文章化するための辞書
🟧 B:必要に応じて(資料・図が出たら対応/背景理解)
地学・天体は「暗記しない」でOK。図や資料が出たときに、“なぜそう見えるか/どうしてそうなるか”を説明できれば十分です。
- 天気・水・土地の変化:天気の変化、台風、流水、地層、火山、地震など(資料が出たら原因と結果を整理)
- 天体:太陽・月・地球の見え方、星の動き、宇宙の広がりなど(図の読み方+見え方の理由)
🟨 C:基本は後回し(知識確認=「出たら引く」専用)
ここは得点効率が下がりやすい領域。覚えに行かず、必要になったら参照する使い方に寄せます。
- 生物の細かい分類や、部位名の暗記中心の内容
- 一覧・事典的ページ(用語集、まとめ表、カタログ系)
- 星座・岩石・鉱物などの「名称リスト」系
自由自在〈参考書〉の正しい使い方(小石川型)
❌ やらない
- 章頭から順番に読み切る
- 赤字・用語を全部暗記する
- 精読して「わかった気」になる
⭕ やる(困ったときに“引く”辞書運用)
- 問題集/塾技で詰まる(理由が言えない・条件整理ができない)
- 自由自在で図・条件・因果(なぜ)を確認
- 用語の定義を「自分の言葉」で短くつかむ
- ノートに1文で言い換えして固定する
- 同じ型の問題で説明を書いて再現できるか確認
1文言い換えの例(“理由づけ”の型)
- ✕ 電流が大きいと熱が大きい
- ⭕ 電流が大きいほど、同じ時間に流れる電気の量が増え、抵抗で発生する熱が大きくなる
チェックリスト(説明が弱いときの見直しポイント)
- 条件:何を変えた?何をそろえた?何を測った?
- 結果:表・グラフから何が言える?(増える/減る/変わらない)
- 理由:その結果になる仕組みは?(因果でつなぐ)
- 言い換え:専門語を使っても、短い日本語に直せる?
4冊全体の役割が、これでこう整理されます
| 教材 | 役割 |
|---|---|
| やさしい理科ドリル | 導入・安心感 |
| 自由自在〈問題集〉 | 実戦・思考訓練 |
| 塾技100 理科 | 型・武器 |
| 自由自在〈参考書〉 | 辞書・裏付け |
👉 主役は「問題集+塾技」
👉 参考書は黒子
「理科40技」をChatGPTに作ってもらった
理科の勉強で一番もったいないのは、
「覚えたのに、書けない」
「言いたいことは分かるのに、答案がバラける」
この状態です。
そこで作ったのが、小石川向け:理科“40技”チートシートです。
狙いはシンプルで、知識を“説明に変換”すること。
合言葉はこれ。
- 条件 → 変化 → 理由(因果)
- 比べる軸
- 例外チェック
理科で点が落ちるのは、知識不足よりも
「条件がズレる」「比較軸がズレる」「単位がズレる」
こういう“ズレ”が原因になりがちです。
だから、普段の演習からズレを減らす型を持っておくのが強い。
小石川向け:理科 “40技” チートシート(1枚)
目的:知識を“説明に変換”し、資料問題・実験問題で減点されない。
合言葉:条件→変化→理由(因果)/比べる軸/例外チェック
A. まず勝つための「説明の型」10技(最優先)
- 三段型:結論→根拠→具体例(短く強い)
- 因果の矢印:「〜だから→〜になる」を1本にする
- 条件固定:「同じ条件で比べる」(量・時間・温度・距離)
- 変数は2つまで:変えるのは1つ、比べる軸も1つ
- 比較の軸:大/小・速い/遅い・多い/少ない・強い/弱い
- 言い換え:用語→小学生語(例:蒸発=水が気体になる)
- 例外チェック:「ただし〜の場合は」を最後に1回確認
- 図で説明:文章が長いなら図/矢印/表に逃がす
- 最小単位で答える:何が“増える/減る”のかを名詞で明確化
- 一文で締める:最後に「つまり〜」で結論を再提示
B. 資料・グラフで落とさない 10技
- 単位を見る:g / mL / ℃ / V / A / W / 秒(最初に確認)
- 目盛りの罠:等間隔か・途中から縮尺が変わってないか
- “増え方”を言語化:一定/だんだん/急に/頭打ち
- 比例・反比例を疑う:直線/曲線/原点を通るか
- 差を見る:A−B(増減)を作ると一発で見える
- 比で見る:A÷B(効率・濃さ・速さ)を作る
- 平均の使いどころ:ばらつきがあるなら平均で代表させる
- 外れ値に気づく:1点だけ変なら「測定ミス/条件違い」も検討
- “何が一定?”:表の見出しで固定条件を探す
- 結論→証拠番号:説明文に「表○より」「図○より」を入れる
C. 実験問題で点が伸びる 10技(条件・操作・考察)
- 目的→仮説:「〜なら〜」の形で予想を書く
- 操作変数:変えるものは1つ(他は同じにする)
- 統制:量/時間/温度/回数/距離/材質/明るさをそろえる
- 対照実験:「やった場合」と「やらない場合」を用意
- 手順は時系列:①②③…(途中で目的を書かない)
- 測定の工夫:同じ方法で測る、複数回測って平均
- 安全・正確:保護メガネ/火/薬品/熱湯の注意が書けると強い
- 結果は“観察語”:色・におい・泡・温度・音・光など具体で
- 考察は因果:結果→理由→教科書知識で裏付け
- 失敗理由:「条件がそろっていない」「測定誤差」などを言える
D. 小石川っぽい“統合問題”で効く 10技(複合・日常・環境)
- テーマを一言で:この問題は「エネルギー効率」「水循環」など
- 因果を3点で:原因→途中→結果(間を埋める)
- 複数資料の接続:A資料で傾向、B資料で理由、C資料で結論
- “比較対象”を揃える:都市/季節/材質/条件がズレてないか
- 見落とし語:「最も」「主に」「同じ」「増加率」など条件語を囲む
- 説明の長さ調整:短問=一文/記述=3文(結論→根拠→まとめ)
- 数字は意味づけ:計算したら「だから〜と言える」を必ず付ける
- 日常例で補強:鍋の取っ手/保冷/影/換気など身近に落とす
- 環境・防災につなぐ:節電/熱中症/地震/豪雨などに一言接続
- 最後に“ズレ検査”:主語・単位・比較軸・条件・結論が一致してるか
即効ミニテンプレ(答案で迷ったら)
実験考察 → 「結果→理由(教科書知識)→結論」
なぜ? → 「〜だから、〜になる」
比べよ → 「比べる軸(大/小等)を先に書いてから説明」
グラフ説明 → 「図よりAは〜、Bは〜。よって〜と言える」
まとめ:理科は「知識の暗記」ではなく「説明の競技」
理科を全部暗記しようとすると、時間は溶けます。しかも小石川では、その努力が点に直結しないことが多い。
だからこそ、やるべきは逆で、
- 主要単元の枠組みは全範囲
- 実験・観察・資料は全範囲
- そのうえで、説明の型(40技)で“答案化”する
この順番が最短です。
知識は「持っているだけ」だと点になりません。
知識を、条件とデータに結びつけて、短く正確に説明できる。
ここまでできて、はじめて小石川の理科が“武器”になります。
次回予告
👉第22話|社会教材の優先順位を全部見直した話 https://koishikawa-juken.com/?p=833
次回も、社会の教材で
実際に使っているテキストのチャプター別に、どこを優先し、どこを後回しにするか
を具体的に整理していく予定です。
▶ 関連リンク
- 【2026年版】教材マップ・年間計画はこちら(https://koishikawa-juken.com/?p=288)
- ChatGPTの家庭学習テンプレート(https://koishikawa-juken.com/?p=301)


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