第3話|自分たちの「現在地」を知るために、全国模試を受けてみた

適性検査対策

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👉 第2話小石川で見えたこれからの学び

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小石川中等教育学校を目指すと決めたとき、
次に必ず向き合わなければならない現実がありました。

「今の学力で、どこまで届くのか?」

やみくもに勉強を増やす前に、
まずは“現在地”を正確に知る必要がある。
そう考えて、我が家が最初に選んだのが 全国模試 でした。

なぜ全国模試を受けたのか

正直に言うと、全国模試が
小石川の合否を直接測れるものではない ことは、最初から分かっていました。

全国模試は基本的に私立中学受験を想定した内容で、
小石川のような「適性検査型」とは性質が異なります。

それでも受けた理由は、次の3つです。

  • 全国規模での立ち位置を知るため
  • 科目ごとの得意・不得意を客観的に把握するため
  • 感覚ではなく「数字」で現実を見るため

小石川対策を始める前の“基準点”を作る
それが、この模試の役割でした。

これまでの学習背景について

長男は、3年生の頃から半年に1回、
四谷大塚の全国統一小学生テストを受けてきました。

また、小学校入学の1年前から
タブレット学習(スマイルゼミ)を使い、
1学年先取り の学習を継続してきました。

きっかけは、2020年のコロナ禍です。

保育園は休園、仕事は在宅。
「この時間をどう使うか」と悩んだ末、
苦肉の策として始めたのがタブレット学習でした。

当時の私は、
「少し先をやっておけば、落ちこぼれを防げるのでは」
という、かなり安易な考えでした。

ですが結果として、
この“毎日続けたタブレット学習”が、今の学力の土台になっている
ことは間違いありません。

前回(2024年11月・小4)の結果

まずは前回の結果です。

得点・偏差値(全体)

  • 4教科:248点/500点(得点率49.6%) 偏差値47.1
  • 3教科:213点/400点(得点率53.2%) 偏差値48.1
  • 2教科:157点/300点(得点率52.3%) 偏差値49.4(自己BEST)

科目別(得点/平均点/偏差値)

  • 算数:84点/150点(平均76.3) 偏差値53.4(自己BEST)
  • 国語:73点/150点(平均83.3) 偏差値46.6
  • 理科:56点/100点(平均62.0) 偏差値45.7
  • 社会:35点/100点(平均44.0) 偏差値44.7

このときは、

  • 算数が平均より +7.7点
  • 偏差値 53.4(自己BEST)
  • 社会・理科でも一部分野で高評価

模試後、結果を見た塾関係者の方から
「塾に行かずにこの成績は素晴らしい。よく褒めてあげてください」
と言われたことを覚えています。

親としては、
「このやり方でも、ある程度はいけるのかもしれない」
そんな手応えを感じていました。

今回(2025年6月・小5)の結果と正直な感想

そして迎えた、今回の全国模試。

結果は、
前回より明確に下がりました。

区分2024年11月(小4)2025年6月(小5)前年差(今回−前回)
4教科248 / 500(49.6%)
偏差値 47.1
平均 267.7
195 / 500(39.0%)
偏差値 39.4
平均 262.1
−53点(−10.6pt)
偏差値 −7.7
平均との差:前回 −19.7点 → 今回 −67.1点
3教科213 / 400(53.2%)
偏差値 48.1
平均 223.4
143 / 400(35.7%)
偏差値 37.9
平均 204.0
−70点(−17.5pt)
偏差値 −10.2
平均との差:前回 −10.4点 → 今回 −61.0点
2教科157 / 300(52.3%)
偏差値 49.4(BEST)
平均 159.7
95 / 300(31.6%)
偏差値 35.9
平均 150.9
−62点(−20.7pt)
偏差値 −13.5
平均との差:前回 −2.7点 → 今回 −55.9点

教科2024年11月(小4)2025年6月(小5)前年差(今回−前回)見えたこと(ひとこと)
算数84 / 150(56.0%)
偏差値 53.4(BEST)
平均 76.3
65 / 150(43.3%)
偏差値 43.0
平均 80.0
−19点(−12.7pt)
偏差値 −10.4
平均との差:+7.7点 → −15.0点
「得点力の柱」から一度落ちた。図形・規則性の穴が出やすい
国語73 / 150(48.6%)
偏差値 46.6
平均 83.3
30 / 150(20.0%)
偏差値 32.7
平均 70.9
−43点(−28.6pt)
偏差値 −13.9
平均との差:−10.3点 → −40.9点
今回の最大のボトルネック。ここを立て直すだけで総合が戻りやすい
理科56 / 100(56.0%)
偏差値 45.7
平均 62.0
48 / 100(48.0%)
偏差値 47.4
平均 51.8
−8点(−8.0pt)
偏差値 +1.7
平均との差:−6.0点 → −3.8点
点は下がっても偏差値は上昇。地力は残っている(伸びる形)
社会35 / 100(35.0%)
偏差値 44.7
平均 44.0
52 / 100(52.0%)
偏差値 46.6(BEST)
平均 57.7
+17点(+17.0pt)
偏差値 +1.9
平均との差:−9.0点 → −5.7点
得点が伸びた科目。単元の凸凹を整えるとさらに伸びる

数字を見たとき、正直ショックでした。

  • 総合偏差値は大きく下降
  • 特に国語は、想像以上に厳しい結果
  • 「学年が上がる壁」をはっきり突きつけられた感覚

一方で、内訳を冷静に見ると、
単純に「全部ダメになった」わけではないことも分かりました。

  • 理科は得点は下がっても 偏差値は上昇
  • 社会は 自己BEST更新
  • 算数は図形・規則性に課題が明確に出た

つまり今回の結果は、
実力が消えたのではなく、課題がはっきり可視化された
そう捉えるのが正しいと感じています。

この模試で得た、一番大きな収穫

今回、全国模試を受けて一番良かったことは、
「感情」と「現実」を切り分けられたこと です。

親の感覚だけで
「このくらいできているはず」
「まだ大丈夫だろう」
と思っていた部分が、数字ではっきり否定されました。

でもそれは、悪いことではありません。

むしろ、

  • どこを重点的に直すべきか
  • 夏に何をやるべきか
  • 小石川に向けて、何が足りないのか

それらが、かなり具体的に見えるようになった のです。

次にやるべきことが、ようやく見えた

この模試を通して、
我が家の次のテーマは明確になりました。

  • 国語(読解・語彙・作文)の立て直し
  • 算数(図形・規則性)の基礎固め
  • 社会(地図・資料読み取り)の安定化

そして、この課題にどう向き合うか。
ここで初めて、ChatGPTを本格的に「学習の相棒」として使い始めます。


次回予告

次回は、
「全国模試の結果を、ChatGPTでどう分析し、夏休みの学習計画に落とし込んだか」
について、具体的に書いていきます。

次回の記事はこちら👉https://koishikawa-juken.com/?p=124

このブログについて】
小5の息子・龍馬が、小石川中等教育学校のロケット部に憧れて受験を決意。
塾なし・ChatGPT活用で挑む我が家のリアルな記録を公開しています。

【2026年版】塾なし小石川チャレンジ “1年の計”──教科別戦略・学習計画・教材マップ

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