第3話で書いたとおり、
全国模試を受けたことで、我が家はひとつの現実に直面しました。
前回の記事はこちらhttps://koishikawa-juken.com/?p=115
👉 第3話全国模試 正直ショック(自分たちの現在地)
👉 シリーズ目次はこちらhttps://koishikawa-juken.com/?p=627
「このままでは、小石川に必要な力が足りない」
偏差値の上下よりも、
どこが弱く、どこをどう伸ばすべきか が、はっきり見えてきたのです。
そして迎えるのが、小学5年生の夏休み。
受験を意識し始めた家庭にとって、ここは最初の大きな分岐点でした。
過去問と模試分析で見えた弱点(国語・漢字・作文)
6月の全国模試の結果をもとに、
まずは冷静に「課題」を洗い出しました。
明確になったのは、次の点です。
国語
- 語彙力不足
- 読解問題での設問意図の取り違え
- 作文経験の圧倒的な不足
算数
- 図形・規則性などの思考系問題への対応力
社会
地図・資料の読み取りにおけるケアレスミス
一方で、
伸ばせば確実に武器になる分野 も見えていました。
算数(強み)
- 計算力・平面図形の基礎は定着している
- 基本演習+スピード訓練(時間内に解く練習)を継続
- 正答率の高い小問は、引き続き反復して安定感を高める
理科(強み)
- エネルギー・生命分野の理解が比較的深い
- 「なぜそうなるのか」を言葉で説明できる力を伸ばす
- 日常生活やニュースに出てくる理科的事象を、会話の中に取り入れる
社会(伸ばす方向)
- 国旗や地理などの基本知識は概ね身についている
- 表・グラフ・資料を使った読み取り型問題への応用力を強化する
このように、
現時点での 強みと弱みをはっきりさせることで、
- 「弱点をどう克服するか」
- 「強みをどう伸ばすか」
という二つの軸で、夏の学習方針を考えられるようになりました。
さらにここで重要だったのは、
「全部やる」ではなく、
この夏に“何を優先するか”を決めること でした。
教材を選ぶ前に、まず「やること」を整理した
この時点で、我が家はまだ塾に通っていませんでした。
だからこそ、
- どの教材を使うか
- どれくらいの量をやるか
- どの順番で進めるか
このすべてを、親子でゼロから考える必要がありました。
さらに意識したのは、
「全部をまんべんなくやらない」 ということです。
限られた時間の中で成果を出すには、
すべてに同じ力をかけるのではなく、強弱をつけること が大切だと考えました。
そこで親子で話し合って決めたのが、
「この夏は、弱点の一つである“国語力”を重点的に補う」
という方針でした。
特に、読解力や語彙力は
すべての教科の土台になります。
ここが不足していると、
- 出題者の意図を読み取れない
- 問われていることとズレた答えを書いてしまう
といったことが起きやすくなります。
これは国語だけの話ではありません。
社会や理科の記述問題でも、語彙力の差がそのまま得点差として表れる と感じていました。
そこで本格的に使い始めたのが ChatGPT です。
模試の結果(前回・今回)を入力し、
- 強みはどこか
- 夏の間に最低限やるべきことは何か
- 小石川を意識するなら、どの力を優先すべきか
こうした点を、親子で対話しながら一緒に整理 していきました。
ChatGPTで作った「7月〜9月」学習計画(時間割に合わせる)
ChatGPTと相談して作ったのが、
7月〜9月を見据えた全体計画 でした。
🏫 夏休み学習目標(2025年7月20日~9月1日)
夏休みの学習計画を立てるにあたり、
まず最初にやったのは 「この夏でどこまでを目指すのか」 を言語化することでした。
期間は、
2025年7月20日~9月1日(約6週間+α)。
「とにかくたくさんやる」ではなく、
各教科で“何ができるようになっていたら成功か” を明確にすることを重視しました。
🎯 夏休み全体の学習目標
| 教科 | 夏休み終了時の目標 |
|---|---|
| 算数 | 「図形」「規則性」「文章題」の応用問題に慣れ、苦手意識をなくす |
| 国語 | 語彙力・読解力の底上げ+作文練習を本格的にスタート |
| 理科 | 実験・観察分野の理解を深め、図表・資料を読み取る力を養う |
| 社会 | 資料読み取りの基礎固め+地理(都道府県・国内産業)の定着 |
| 作文・記述 | 週1本、テーマ作文または記述式問題に挑戦する |
| 英語・中国語 | 習い事を軸に継続し、英検5級レベルの語彙力を維持 |
| その他 | スマイルゼミ(6年生相当)の総復習+Z会レベルの応用力養成 |
ポイントは、
「理想的な計画」ではなく、
実際の生活リズムに合わせること。
- 朝:集中力の高い時間帯に
→ 計算・語彙・読書 - 昼〜夕方:
→ 図形・規則性・理社の思考系 - 夜:
→ 音読・動画教材・軽めの復習
| 時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7:00〜7:30 | 朝の音読(天声人語 or 物語)+語彙カード5語 | ||||||
| 7:30〜8:15 | 算数(応用) | 算数 | 算数 | 算数 | 算数 | 算数 | 算数 |
| 8:15〜9:00 | 国語(読解・記述) | 国語 | 国語 | 国語 | 国語 | 作文 | 作文・読書感想文など |
| 9:00〜9:45 | 理科(図解・実験) | 理科 | 社会 | 理科 | 社会 | 理科 | 社会(資料読み) |
| 10:00〜11:00 | スマイルゼミ6年分の進めたい単元(日替わりで) | ||||||
| 14:00〜15:00 | Z会や市販記述問題集など(思考力・作文系) | サッカー | 英語(18:00〜) | 中国語(16:30〜) | 模試・問題演習 | ピアノ(14:15〜) | 家族でテーマ読書やディスカッション |
| 17:00〜17:30 | ニュースや動画で時事問題に触れる/親子で対話 | ||||||
| 19:00〜20:00 | 読書・音読・語彙確認・自由学習(楽しい学習) | ||||||
「毎日完璧にやる」ではなく、
6週間で一通り触れること を重視しました。
夏休み前の現実:この学習量で足りるのか問題
計画を立ててみて、正直に感じたことがあります。
「これでも、まだ足りないのでは?」
模試の結果を見れば、
小石川合格に必要なレベルとの差は、決して小さくありません。
周囲を見渡せば、
- 夏期講習に通う子
- 毎日何時間も勉強している子
もいるでしょう。
親としては不安になります。
塾の夏期講習を迷った理由(“周りの努力量”を知るため)
この時期、
「夏だけ塾に行かせるべきか」
という迷いもありました。
理由はシンプルです。
本人に、周りの努力量を知ってもらうため
親がどれだけ心配しても、
本人が「まだ足りない」と気づかなければ、
勉強の質は上がりません。
ただ最終的に我が家が選んだのは、
すぐに塾へ入ることではありませんでした。
我が家の結論:本人が「気づく仕組み」を作る
この夏の結論は、こうです。
- 親が不安になりすぎない
- 勉強量を強制しすぎない
- ただし、現状は“見える化”する
模試の結果、過去問、日々の学習ログを、
ChatGPTと一緒に整理しながら、
「今、何ができていて、何が足りないのか」
を、本人自身が理解できるようにしました。
計画は立てました。
あとは、それを 「続けられる仕組み」にするだけ。
そこで次にやったのが、
教材の総点検と見直し でした。
次回予告
次回は、
第5話ChatGPTと教材選び(算数編)について、具体的に書いていきます。
次回の記事はこちら👉https://koishikawa-juken.com/?p=132
このブログについて】
小5の息子・龍馬が、小石川中等教育学校のロケット部に憧れて受験を決意。
塾なし・ChatGPT活用で挑む我が家のリアルな記録を公開しています。
【2026年版】塾なし小石川チャレンジ “1年の計”──教科別戦略・学習計画・教材マップ


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