小石川受検に向けた国語教材|ふくしま式シリーズを使って感じた効果と家庭学習での使い方

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この記事でわかること

  • 国語があまり好きではなかった子どもが、ふくしま式シリーズに取り組みやすかった理由
  • 「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」が、小石川適性検査対策とどうつながるか
  • 我が家で使用しているふくしま式シリーズの教材ごとの役割と使い分け

国語が好きではなかった長男と、教材選びの悩み

今回は、この8週間の学習計画の中で主に使用している国語教材について紹介します。

以前、8週間計画の国語編でも少し触れましたが、我が家では現在、国語の家庭学習教材として「ふくしま式シリーズ」を中心に使っています。

長男は、もともと算数は好きです。
一方で、国語については以前から、

「国語はあまり好きじゃない」

と口にしていました。

その理由を考えると、おそらく大きかったのは読書量の不足です。
読むこと自体に慣れていないため、長い文章を読むことが負担になっていたのだと思います。

また、学校の担任の先生からも、

「学習面では校内でもかなり優秀な方です。ただ、漢字テストなどで時々『あれ?』と思う間違いがあります」

という話を聞いていました。

つまり、全体として学力に大きな問題があるわけではない。
ただ、国語に対してはどこか苦手意識がある。

そんな状態でした。

親としても、国語の教材選びは難しいと感じていました。
算数であれば、計算、図形、文章題、割合、速さなど、弱点が比較的見えやすいです。

しかし国語は、

  • 読解力が足りないのか
  • 語彙力が足りないのか
  • 記述力が足りないのか
  • そもそも読むことに慣れていないのか

が見えにくい。

そこで出会ったのが、ふくしま式シリーズでした。


ふくしま式シリーズを選んだ理由

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集は、国語力を単なる読解量や語彙量ではなく、論理的に考える力として捉えている教材です。

その中心にあるのが、

  • 言いかえる力
  • くらべる力
  • たどる力

の3つです。

この考え方が、我が家にはとても合っていました。

それまで私は、国語力を伸ばすには、

  • 漢字を覚える
  • 熟語を覚える
  • 語彙を増やす
  • 読書量を増やす

ことが大切だと考えていました。

もちろん、それらも大切です。
今でも間違っていたとは思っていません。

ただ、それだけでは小石川の適性検査に必要な国語力には届きにくいのではないか。
そう感じるようになりました。

小石川の適性検査では、単に文章を読んで内容を答えるだけではなく、

  • 筆者の考えを整理する
  • 複数の情報を比べる
  • 根拠をもとに説明する
  • 自分の考えを条件に合わせて書く

力が求められます。

その意味で、ふくしま式の「国語力=考える力」という考え方は、小石川受検とかなり相性が良いと感じました。


ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集

最初に取り組んだのが、
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集 小学生版ベーシックです。

同じシリーズには、さらに低学年向けの「超ベーシック」もあるようですが、最初に購入を検討した時点では私は見つけられていませんでした。

もし当時、「小1〜小2向け」と書かれていたら、正直なところ見送っていたかもしれません。
しかし今振り返ると、国語に苦手意識がある子にとっては、学年表示よりも「どこからなら無理なく始められるか」の方が大事だったようにも思います。

この教材で特に良かったのは、冒頭で、

「国語力とは何か」
「考える力とは何か」

という問いに真正面から答えてくれる点です。

長男は算数は好きだけれど、国語はあまり好きではない。
そんな状態でしたが、この説明はかなりしっくりきたようです。

実際、国語の教材に対しては珍しく、

「これ、ちょっと面白い」

という反応がありました。

親としては、この一言はかなり大きかったです。

国語の問題集というと、長い文章を読んで設問に答えるものが多いです。
しかし、ふくしま式は最初から長文読解に入るのではなく、短い文や短い問題を通して、考え方の型を練習していきます。

そのため、読むこと自体に苦手意識がある子でも取り組みやすい。
ここが大きな魅力でした。

続いて取り組んだのが、
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集2です。

こちらでも、国語力を論理的思考力として捉え、そのために「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」をどう使うかが整理されています。

長男にとっても、何を鍛えているのかが分かりやすいようでした。

「今日は読解をやる」ではなく、
「今日は比べる練習をする」
「今日は言いかえる練習をする」

という形になるため、学習の目的がはっきりします。

この分かりやすさは、家庭学習ではかなり重要だと感じました。


読解問題に強くなる問題集

次に取り組んだのが、
**ふくしま式「国語の読解問題に強くなる問題集 小学生版」**です。

この教材では、これまで学んできた「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」を使いながら、読解問題、特に選択式問題への対応力を高めていきます。

国語の選択問題は、子どもにとって意外と難しいです。

一見すると、どれも正しそうに見える。
逆に、なんとなく雰囲気で選んでしまう。
そして、間違えた理由が分かりにくい。

こういうことがよくあります。

この教材の面白いところは、正しい選択肢を選ぶだけでなく、ニセモノの選択肢の仕組みにも目を向けるところです。

なぜこの選択肢は違うのか。
本文とどこがズレているのか。
一部は合っているけれど、どこが言い過ぎなのか。

こうした視点は、小石川の適性検査にもつながると感じます。

小石川では、選択問題そのものよりも記述問題の印象が強いですが、結局のところ必要なのは、

「本文や資料に書かれていることを、正確に読む力」

です。

その意味で、選択肢を正確に見抜く練習は、記述の土台にもなります。


本当の語彙力が身につく問題集

次に使っているのが、
ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集 小学生版です。

実は我が家では、これまでにも語彙力を鍛える教材を何冊か購入してきました。

「中学受験の語彙力」
「語彙力を伸ばす問題集」
といったタイプの教材です。

ただ、正直なところ、どれも長続きしませんでした。
ほとんど3日坊主に近い状態だったものもあります。

理由はおそらく、語彙学習が「知らない言葉をひたすら覚える作業」になってしまったからです。

知らない言葉は無限にあります。
それをただ暗記していくのは、子どもにとってかなりつらい。

しかし、この教材は少し違いました。

ふくしま式の語彙力では、語彙力を単に「たくさんの言葉を知っていること」とは捉えていません。
言葉を使いこなす力として考えています。

そして、無限に広がる語彙の中から、特に「反対語」に焦点を当てています。

これがとても良かったです。

たとえば、

  • 具体と抽象
  • 原因と結果
  • 賛成と反対
  • 主観と客観
  • 増加と減少

のように、対立する言葉の組み合わせで理解していくと、言葉がバラバラの暗記ではなくなります。

長男にとっても、単語を一つずつ覚えるより、対立軸でまとめて理解する方が取り組みやすかったようです。

これは小石川対策としても重要だと思います。

なぜなら、適性検査では資料や文章を読んだうえで、

  • 何が増えているのか
  • 何が減っているのか
  • どこが共通しているのか
  • どこが違うのか
  • 原因は何か
  • 結果として何が起きたのか

を整理する場面が多いからです。

語彙力は単なる言葉の暗記ではなく、考えるための道具なのだと感じました。


一文力編

次に取り入れたのが、
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集 一文力編です。

この教材は、長い文章を書く前に、まず一文を正しく書く力を鍛えるための問題集です。

主語と述語。
修飾語と被修飾語。
文のパーツとパーツのつながり。
言葉の係り受け。

こうした、一文を成り立たせる基本に特化しています。

記述問題というと、つい「長く書く練習」をしたくなります。
しかし、実際には一文が崩れていると、長い文章を書いても意味が伝わりません。

小石川の適性検査では、限られた字数の中で、根拠や考えを分かりやすく書く必要があります。

そのためには、まず一文を正確に書けることが大切です。

この教材では、

  • 不自然な文を直す
  • 誤読されにくい文にする
  • 分かりやすい文に整える

という流れで練習していきます。

我が家では、記述問題に入る前の土台作りとして使っています。

長男は、ふくしま式シリーズにかなり慣れてきたこともあり、今では「ふくしま式」というだけで安心して取り組めるようになってきました。

これは教材との相性という意味で、とても大きいです。


200字メソッド「書く力」が身につく問題集

次に紹介するのが、
ふくしま式 200字メソッド「書く力」が身につく問題集 小学生版です。

この教材は、文章を書くための型を身につける教材です。

作文や記述問題が苦手な子にとって、一番つらいのは、

「何を書けばいいか分からない」

という状態だと思います。

自由に書いていいと言われるほど、逆に手が止まる。
これは大人でもよくあります。

この教材では、決まった型に沿って書くことで、文章の中身を引き出していきます。

最初は型をまねる。
そのうち、型に沿って考える。
さらに慣れてくると、型があるから内容が出てくる。

この流れがとても良いと感じました。

小石川の適性検査では、自分の考えを書く問題が出ます。
ただし、それは何でも自由に書けばよいわけではありません。

資料や文章をもとにして、条件に合わせて、筋道立てて書く必要があります。

その意味で、200字メソッドは、

  • 考えを整理する
  • 理由を入れる
  • 具体例を入れる
  • 結論までまとめる

練習として使いやすい教材です。

作文、読書感想文、適性検査の記述対策。
どれにも応用しやすいと感じています。


本当の要約力が身につく問題集

最後に紹介するのが、
ふくしま式「本当の要約力」が身につく問題集 小学生版です。

要約力とは何でしょうか。

文章を短くする力。
大事なところをまとめる力。
だいたいの意味をつかむ力。

何となく分かっているつもりでも、はっきり説明するのは意外と難しいです。

この教材では、要約力を「抽象化する力」として説明しています。

これは非常に分かりやすい考え方でした。

まず一文を要約する。
次に短い文章を要約する。
そして少しずつ長い文章へ進んでいく。

段階的に進められるので、いきなり長文要約をさせられるような負担感がありません。

小石川の適性検査では、文章や資料を読んだうえで、自分の考えをまとめる力が求められます。

そのためには、まず情報を整理しなければなりません。
何が大事なのか。
何が中心なのか。
細かい具体例を、どう一段上の言葉でまとめるのか。

この力は、適性検査だけでなく、将来的にもかなり重要だと思います。

文章を読んでまとめる。
情報を整理する。
整理した情報から判断する。
その判断をもとに、選択や意思決定をする。

これは小学生だけでなく、大人にとっても必要な力です。

実際、私自身も一緒に取り組みたくなる内容でした。

ふくしま式シリーズ全体に言えることですが、扱っているテーマはかなり本質的です。
それにもかかわらず、小学生でも読めるように作られている。

ここが、このシリーズの大きな魅力だと思います。


小石川適性検査対策として感じた相性

ふくしま式シリーズを使ってみて感じたのは、小石川の適性検査とかなり相性が良いということです。

小石川の適性検査では、単純な知識量だけではなく、

  • 文章を正確に読む力
  • 情報を整理する力
  • 比較する力
  • 因果関係をたどる力
  • 自分の考えを条件に合わせて書く力

が求められます。

これは、ふくしま式の中心にある、

  • 言いかえる力
  • くらべる力
  • たどる力

とかなり重なります。

もちろん、ふくしま式だけで小石川対策が完成するわけではありません。

小石川には、小石川特有の出題形式があります。
過去問研究も必要です。
資料読み取りや理社融合型の練習も必要です。

ただ、国語の土台作りとしては非常に使いやすい教材だと感じています。

特に我が家のように、

  • 国語に苦手意識がある
  • 長文読解に抵抗がある
  • 記述問題で手が止まりやすい
  • 語彙学習が続きにくい
  • 塾なしで家庭学習を進めている

という家庭には、かなり相性が良いのではないかと思います。


まとめ|国語を「センス」ではなく「型」で考える

これまで私は、国語はどこか「センス」の教科だと思っていました。

読書が好きな子は国語が得意。
語彙が多い子は読解ができる。
文章を書くのが好きな子は記述もできる。

もちろん、そういう面もあると思います。

しかし、ふくしま式シリーズに取り組んでみて、国語にも明確な型があるのだと感じるようになりました。

言いかえる。
くらべる。
たどる。
一文を整える。
型に沿って書く。
要約して抽象化する。

これらは、感覚ではなく練習できる力です。

そしてこの考え方は、小石川の適性検査対策にもつながります。

長男はもともと国語が好きではありませんでした。
しかし、ふくしま式シリーズについては、国語教材としては珍しく「面白い」と言いながら取り組むことができました。

親としては、それだけでも大きな収穫です。

国語が苦手だから、いきなり長文読解を増やす。
記述が苦手だから、いきなり作文を書かせる。

そうではなく、まずは考え方の型を身につける。

我が家にとって、ふくしま式シリーズはその入口として、とても使いやすい教材でした。

今後も8週間計画の中で、学校の国語授業や小石川の適性検査対策とつなげながら、少しずつ活用していきたいと思います。

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