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この記事でわかること
- 小石川受検を見据えて、我が家が使っている理科教材
- 「理科を嫌いにさせない」ために最初に選んだ教材
- 自由自在・塾技100・理科コアプラスの使い分け
今回は、我が家で使っている理科の教材について紹介していきます。
理科については、長男はもともと比較的好きな科目でした。
以前から『理科ダマン』シリーズを気に入って読んでいたこともあり、理科に対してはあまり抵抗がありませんでした。
実際、4年生の春に受けた四谷大塚の全国統一小学生テストでも、当時ほとんど対策をしていなかったにもかかわらず、60点/100点満点で偏差値55を取ることができていました。
「理科はわりと得意かもしれない」
親としても、どこかでそう思っていた部分がありました。
しかし、小石川を受検したいと長男が宣言してから初めて受けた全国統一小学生テストでは、理科でかなり苦戦することになります。
理由ははっきりしていました。
長男が好きだったのは、宇宙・実験・エネルギー・身近な科学のような分野です。
一方で、「生き物」に関する分野にはあまり関心がありませんでした。
理科ダマンにも、生き物の細かい知識や中学受験で問われる植物・動物の分類、からだのつくりなどはあまり登場しません。
そのため、長男にとって生物分野は、ほぼ手つかずに近い状態だったのです。
そこで、前回紹介した社会教材と同じように、理科でもまず大事にしたのは、
理科を嫌いにさせないこと
でした。
いきなり難しい問題集に入るのではなく、まずは「理科ってわかると面白い」と感じられる教材から始める。
その方針で最初に選んだのが、こちらの教材です。
小学校の理科のだいじなところがしっかりわかるドリル
最初に取り組んだのは、『小学校の理科のだいじなところがしっかりわかるドリル』です。
このテキストは、カラーの図解が多く、文字の間隔も広めです。
紙面に余裕があるので、見た瞬間に「うわ、難しそう」となりにくいところが良いと感じました。
理科に苦手意識がある子や、特定分野だけ抜けている子にとって、最初の一冊としてはかなり入りやすい教材だと思います。
内容としても、小学校理科の大事な要点がコンパクトにまとめられています。
今になって見返しても、「最初にここを押さえておくのは大事だったな」と感じる部分が多いです。
特に我が家の場合、理科そのものが嫌いだったわけではありません。
ただし、生物分野のように関心の薄い単元では、知識がかなり抜けていました。
そのような場合、いきなり中学受験用の問題集に入るよりも、まずこのようなドリルで全体像をつかむ方が、子どもへの負担は少ないと感じます。
自由自在 小学高学年 理科
次に購入したのが、『自由自在 小学高学年 理科』です。
こちらは、社会と同じタイミングで購入しました。
自由自在シリーズは、教科書よりも詳しく、カラーの図表・イラスト・写真が多く掲載されています。
理科の場合は、特に図や写真のわかりやすさが重要なので、この点はかなり大きいです。
我が家では、この本を問題集というよりも、ほぼ辞典として使っています。
生き物、地球、エネルギー、物質といったカテゴリーごとに分かれており、単元ごとにどの学年で学習する内容なのかもわかりやすく整理されています。
また、巻末の資料編には、実験の仕方や測定機器の使い方なども説明されています。
自由研究をサポートするページもあり、理科を「覚える教科」としてだけでなく、「調べる教科」「考える教科」として扱いやすい構成になっています。
我が家では、参考書というよりも百科事典に近い使い方をしています。
問題を解いていてわからない言葉が出てきたとき。
実験の意味がわからなかったとき。
学校の授業で扱った単元をもう少し詳しく知りたいとき。
そういう場面で、親子で開いて確認することが多いです。
特に小石川の適性検査を考えると、理科は単なる知識暗記だけでは足りません。
図や表、実験結果を読み取り、そこから理由や考察を説明する力が必要になります。
その土台として、自由自在のような詳しい参考書を手元に置いておく意味は大きいと感じています。
自由自在 問題集 中学入試 理科
参考書とほぼ同時に購入したのが、『自由自在 問題集 中学入試 理科』です。
こちらは、参考書の自由自在とセットで使いやすい問題集です。
構成は、
- まとめノート
- 実力問題
- 発展問題
という3ステップになっています。
基礎レベルの確認から、中学受験に対応した発展問題まで扱える作りです。
また、数節ごとに記述式の問題も設定されており、小石川をはじめとした公立中高一貫校の適性検査にもつながる要素があります。
理科の場合、単に答えを選ぶだけではなく、
「なぜそうなるのか」
「実験結果から何がわかるのか」
「条件を変えると結果はどう変わるのか」
を説明する力が重要です。
この問題集には、その練習につながる問題もあるため、我が家では小石川対策の土台作りとして使っています。
もちろん、すべてを完璧にやろうとするとかなり大変です。
そのため我が家では、最初から全ページを順番にこなすというよりも、苦手単元や学校で学習している単元に合わせて使うようにしています。
自由自在の参考書で確認し、問題集で演習する。
この流れは、理科の基礎固めとしてかなり使いやすいです。
塾講師が公開!中学入試 塾技100 理科
次に紹介するのが、『塾講師が公開!中学入試 塾技100 理科』です。
こちらは、先に購入していた同じ塾技シリーズの算数が良かったこともあり、理科も気になって購入しました。
塾技シリーズに共通しているのは、「この1冊をしっかりやればよい」という思想です。
中学受験では、塾によって大量の教材をこなすこともあります。
しかし、家庭学習中心で進める我が家にとって、あれもこれもと手を広げすぎるのは危険です。
その点、塾技100理科は、中学入試理科で必要になる重要事項をコンパクトにまとめながら、受験特有の考え方にも触れられる教材です。
参考書、問題集、図鑑的な役割を1冊である程度こなせる構成になっています。
短期間で理科を巻き返したい場合にも、使いやすい教材だと感じました。
ただし、最初の一冊としては少し負荷が高いかもしれません。
理科に苦手意識が強い子がいきなり使うよりも、基礎的なドリルや参考書で全体像をつかんだあとに使う方がよいと思います。
我が家でも、塾技100理科は「最初に読む本」というよりも、ある程度学習した単元を整理したり、入試で問われやすい考え方を確認したりするために使っています。
サピックスメソッド 理科コアプラス
正直なところ、自由自在と塾技100理科があれば、理科教材はかなり揃ったと思っていました。
しかし、以前から気になっていた教材を追加することになります。
それが、『サピックスメソッド 有名中学合格のための理科 コアプラス』です。
ここまで来ると、完全に教材マニアです。
理科コアプラスは、大きく3部構成になっています。
- 第一部:カラー写真を多く使った観察主体の問題
- 第二部:化学・地学・物理・生物の4分野の知識問題
- 第三部:典型的な計算問題
特に第一部は、写真が多く使われている点が魅力です。
長男は宇宙が好きなので、「月と惑星」や「星」のページにはすぐに食いつきました。
三省堂書店でパラパラとめくっただけで、「これ良いかも」と言い、そのまま購入に至りました。
もともとサピックスの教材はよくできているという話を聞いていました。
ただ、私は勝手に「サピックスの教材は校舎販売だけなのかな」と思っていました。
実際には、書店で購入できる教材もあります。
理科コアプラスもその一つでした。
この教材の良いところは、中学受験で必要になるコア知識がかなり整理されていることです。
特に、昆虫や生命の誕生に関する部分では、写真が効果的に使われており、視覚的に理解しやすい工夫があります。
長男の場合、生物分野が弱点です。
そのため、文字だけで覚えるよりも、写真を見ながら「これは何か」「どこが特徴か」を確認できるのは大きなメリットだと感じました。
また、問題部分は赤シートで隠しながら確認できます。
短い時間で反復しやすいため、時間が限られる受験生にとっては使いやすい形式です。
もちろん、これも全部を一気にやろうとすると大変です。
我が家では、得意分野は興味を伸ばすために使い、苦手な生物分野は知識の穴を埋めるために使う方針です。
我が家の理科教材の使い分け
現在、我が家では理科教材を次のように使い分けています。
まず、全体像をつかむための入口として使うのが、
小学校の理科のだいじなところがしっかりわかるドリル
です。
理科に抵抗なく入るための教材として、かなり使いやすいです。
次に、調べるための参考書として使っているのが、
自由自在 小学高学年 理科
です。
これは我が家では完全に辞典ポジションです。
問題を解いていてわからないとき、授業内容を深掘りしたいとき、自由研究のテーマを考えたいときに開いています。
そして、演習用として使っているのが、
自由自在 問題集 中学入試 理科
です。
基礎から発展まで段階的に進められるので、単元ごとの理解確認に使いやすいです。
さらに、入試で問われやすい考え方や重要事項を整理するために、
塾技100 理科
を使っています。
これは少し受験色が強いので、基礎が入ったあとに使う方がよいと感じています。
最後に、知識の反復と写真による理解のために、
理科コアプラス
を追加しました。
特に生物や地学など、見て覚えた方が理解しやすい分野では、かなり役立ちそうです。
小石川受検に向けて、理科で大切にしたいこと
小石川の適性検査では、理科の知識そのものだけが問われるわけではありません。
大事なのは、知識をもとにして、
- 資料を読み取る
- 実験条件を整理する
- 結果から理由を考える
- 自分の言葉で説明する
という力です。
そのため、理科の教材を選ぶときも、単に「知識量が多いか」だけで判断しないようにしています。
我が家で大事にしているのは、次の3つです。
1つ目は、理科を嫌いにさせないこと。
特に苦手分野ほど、いきなり難しい問題集に入らないようにしています。
2つ目は、図や写真で理解できる教材を使うこと。
理科は、文字だけで覚えるよりも、図・写真・実験のイメージと結びつけた方が理解しやすいと感じています。
3つ目は、説明する練習につなげること。
問題を解いて終わりではなく、「なぜそうなるのか」を一言で説明する練習を少しずつ入れています。
小石川を考えるなら、理科は暗記科目というよりも、説明の科目だと思っています。
知っているかどうかだけではなく、知っていることを使って考えられるか。
そして、その考えを相手に伝わる形で書けるか。
ここを意識して、教材を使っていきたいです。
夏休みの自由研究にもつなげたい
現在、我が家では夏休みに向けて、理科の自由研究テーマも少しずつ探しています。
6年生の理科学習範囲には、
- 物の燃え方
- 動物の体のはたらき
- 植物のからだのはたらき
- 生き物どうしのかかわり
など、小石川の適性検査にもつながりそうな単元が多くあります。
せっかくなら、学校の学習内容をそのまま受検対策にもつなげたい。
さらに、未来を見据えた自由研究にも発展させたい。
そのように考えています。
自由自在、自由自在問題集、塾技100理科、理科コアプラスを見ながら、どのテーマなら長男が興味を持てるか、どのテーマなら資料を集めて考察まで深められるかを探しているところです。
理科は、興味のある分野と苦手な分野の差が大きく出やすい教科だと思います。
長男の場合も、宇宙やエネルギーには強い関心があります。
一方で、生物分野はまだまだ課題があります。
だからこそ、好きな分野を伸ばしながら、苦手分野も少しずつ埋めていく。
そのバランスを取りながら、理科を小石川受検の武器にしていきたいと思います。
まとめ
今回は、我が家で使っている理科教材について紹介しました。
現在のメイン教材は、以下の通りです。
- 小学校の理科のだいじなところがしっかりわかるドリル
- 自由自在 小学高学年 理科
- 自由自在 問題集 中学入試 理科
- 塾講師が公開!中学入試 塾技100 理科
- サピックスメソッド 理科コアプラス
最初からすべてを完璧に使いこなす必要はないと思います。
我が家でも、教材ごとに役割を分けています。
入口として使う教材。
辞典として使う教材。
演習する教材。
知識を反復する教材。
入試の考え方を整理する教材。
それぞれの役割をはっきりさせることで、教材が増えても迷子になりにくくなります。
理科は、うまくハマれば子どもの興味を大きく伸ばせる教科です。
一方で、苦手分野を放置すると、テストで大きく失点する教科でもあります。
だからこそ、好きな分野を入口にしながら、苦手分野も少しずつ克服していく。
そのための教材選びを、これからも続けていきたいと思います。

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