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この記事でわかること
- 6年算数で「急に難しく感じる」本当の理由
- 塾なし家庭での教材の組み立て方(三層構造モデル)
- 割合・回文数など“思考整理型問題”のつまずきポイント
- 解説が理解できないときの具体的な分解方法
- 小石川対策として「流してよい問題」の見極め方
- 計画通りに進まないときの軌道修正の考え方
受験勉強は、年間計画を立てれば一直線に進む――
そんなふうに思われがちですが、現実はまったく違います。
どれだけ綿密に設計しても、
日々の学習では必ず“想定外”が起きます。
今回は、そんな日常の「詰まり」を
親子でChatGPTを頼りながらどう修正しているかを紹介します。
6年算数で起きた小さな異変
3月に入り、いよいよ6年生への進級を前に
我が家では Z会グレードアップ問題集(6年) に取り組んでいます。
塾なし。
家庭教師なし。
我が家の家庭教師はChatGPTです。
ところが、メイン教材の中の
「めざせ計算チャンピオン」というページで長男が止まりました。
解説を読んでも腑に落ちない。
いつもは自信満々の長男が珍しく、
「もう少し優しい問題集が必要かも」
と弱気な発言。
これは放置しない方がいいサインです。
まずは“教材設計”を相談する
長男と一緒にChatGPTへ相談しました。
Z会6年が少し難しく感じる。
少しやさしい問題集はあるか?
参考書+問題集セット型は自走向きか?
返ってきた答えは、とても冷静でした。
✔ 難しく感じるのは健全
6年算数は“構造理解”が必要になる段階。
ここで段差を感じるのは正常。
✔ 全部を戻す必要はない
「詰まる単元だけ補助輪」が効率的。
✔ 推奨構成(暫定)
1️⃣ メイン:Z会グレードアップ(思考訓練)
2️⃣ 補助:標準レベル問題集
3️⃣ 辞書:自由自在(戻る場所)
この「三層構造」は、塾なし家庭には相性がいい。
ここで重要なのは
“難問突破型”ではなく“理解積み上げ型”
に設計を寄せることです。
詰まりの正体は「割合」だった
最初に引っかかったのは割合。
割合は計算問題ではありません。
関係の翻訳問題 です。
6年で急に難しく感じる理由は3つ。
- 基準が動く
- 何を1とするか曖昧
- 文章が長い
ここでChatGPTはこう整理しました。
割合の本質は
「1と比べてどれくらいか」
公式暗記ではなく
「必ず1を作る」思考へ戻す。
すると急に見通しが立ちました。
しかし、本当に詰まっていたのは別の部分だった
その後、具体的に難しかった問題を分析。
すると実は割合ではなく、
- 場合分け
- 最大化
- 回文数
といった思考整理型問題で止まっていたのです。
ここが今回の最大の気づきでした。
回文数で止まる理由
4けた回文数(ABBA)を扱う問題。
解説は省略型。
「できる前提」の説明。
しかし実際は、
- 型を置く
- 倍数条件に落とす
- 場合を整理する
という順番が抜けると、一気に見えなくなります。
ChatGPTはまず型を固定しました。
回文数は必ず ABBA の形。
ここから倍数判定へ。
抽象を具体へ落とす。
この“翻訳作業”が不足していただけでした。
なぜショックを受けるのか
今回の問題は、
小石川対策としては Cランク(流す) の難問。
戦略上は深追い不要。
しかし本人にとっては、
「全く解けなかった」
という事実が不安になります。
ここで重要なのは、
❌ 解けなかった=実力不足
ではない。
⭕ 解説が飛んでいる
という可能性を疑うこと。
思考の順番が書かれていないだけ、ということは多い。
小石川目線での優先順位
小石川適性Ⅱで求められるのは
- 条件整理
- 比較
- 図表化
- 説明
超技巧的難問ではありません。
だからこそ、
6年内容を完璧理解 > 難問突破
が優先順位。
計画は「守るもの」ではなく「修正するもの」
我が家では、
- 詰まる
- 分解する
- 優先度を再確認する
- 教材を微調整する
この循環を回しています。
計画通りに進まなくていい。
重要なのは
軌道修正できる構造を持つこと。
ChatGPTは答えを出す道具ではなく、
「思考を言語化する壁打ち相手」です。
今日の結論
受験勉強で一番怖いのは、
間違えることではない。
止まったままになること。
詰まりは成長のサイン。
「少し難しい」と感じられるのは、
ちゃんと6年算数と向き合っている証拠です。
段差を滑らかにする。
それが今の時期の仕事。
焦らず、構造を整えながら進む。
計画は完成形ではなく、
親子で育てていくものだと実感した一日でした。
最後に(読者の方へ)
同じように、塾なしで試行錯誤しているご家庭の参考になれば嬉しいです。
また私たちと同じように日々の学習で迷っている方の参考になれば嬉しいです。
これからも、親子で楽しみながら続けていきます。
次回予告
👉第25話|気持ちが下がっている時の対処
次回は、やる気が下がっている時、気持ちが盛り上がらない時の対応についてご紹介します。
▶ 関連リンク
- 【2026年版】教材マップ・年間計画はこちら(https://koishikawa-juken.com/?p=288)
- ChatGPTの家庭学習テンプレート(https://koishikawa-juken.com/?p=301)


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