小石川受検に向けた小6算数の8週間学習計画|学校進度を軸に考えた優先順位

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この記事でわかること

  • 小学6年生1学期の算数を、学校進度に合わせながら小石川向けにどう活かすか
  • 今後8週間で優先して取り組むべき単元と、その理由
  • 実際に家庭で回していく4週間の週間スケジュールの考え方

社会・理科に続いて、今回は算数。学校進度を軸にした8週間の学習計画を立てました

社会、理科に続いて、今回は算数について書いていきます。

我が家では、どの教科でもまず大事にしていることがあります。
それは、学校の授業を最大限活用することです。

塾なしで小石川を目指す以上、家庭学習だけで全部を完結させようとすると、どうしても無理が出ます。
だからこそ、学校で学ぶ内容をしっかり土台にして、そこへ家庭学習で「小石川向けの視点」を少しずつ重ねていく形が、いちばん現実的だと考えています。

算数も同じです。
先取りをしすぎて学校とズレるより、今ちょうど習っている単元を深く理解し、その理解を適性検査型の力へつなげていくほうが、結果として強い学びになります。

今回は、2026年4月19日時点で考えた、4月20日〜6月14日までの8週間の算数学習計画を整理してみます。


小学6年生1学期の算数はこう進む

大日本図書の年間進度を見ると、小学6年生1学期の算数はおおむね次のような流れになります。

1学期に学ぶ主な単元

  • 対称な図形
  • 分数と整数のかけ算・わり算
  • 円の面積
  • 文字を使った式
  • データの活用
  • 角柱と円柱の体積

そして、その後の2学期以降には

  • 分数のかけ算
  • 分数のわり算
  • 場合の数
  • 拡大図と縮図
  • 比例と反比例

といった重要単元が続きます。

この中で、今後8週間、つまり4月20日〜6月14日に学校進度として主に当たるのは次の5つです。

  • 対称な図形
  • 分数と整数のかけ算・わり算
  • 円の面積
  • 文字を使った式
  • データの活用

この5単元を主線にしながら、家庭学習では比の先取りと、5年内容の補強を少しずつ入れていく。
これが今回の基本方針です。


この8週間で優先したい単元

我が家では、この8週間の算数を次のような優先順位で見ています。

最優先で厚くやるもの

  • 対称な図形
  • 分数と整数のかけ算・わり算
  • データの活用
  • 比(先取り)

あわせて補強したいもの

  • 円の面積
  • 割合とグラフ(5年復習)
  • 面積の公式
  • 立体の体積の感覚づくり

土台確認で十分なもの

  • 文字を使った式
  • 合同な図形
  • 三角形や多角形の角

なぜこの順番なのか。
理由はとてもシンプルです。

小石川の適性検査を見ていると、算数で問われるのは単なる計算の速さだけではありません。
むしろ大事なのは、

  • 図形を頭の中で動かす力
  • 数量関係を崩さずに処理する力
  • 表やグラフを読んで考える力

の3つだと感じています。

この3つに直結しやすいのが、対称、分数と整数の計算、データ活用、そして比です。
だからこそ、この8週間はそこを厚くしたいと考えました。


対称な図形は「作図」よりも頭の中で動かせるか

最初に来る「対称な図形」は、学校でもそのまま大切にしてよい単元です。

線対称や点対称は、一見すると作図中心の単元に見えます。
でも小石川を意識すると、ここで本当に育てたいのは図形を頭の中で移動させる感覚です。

  • 折ったらどこが重なるのか
  • 対応する点・辺・角はどれか
  • 反対側に写ると位置関係はどう変わるか

こうしたことを、方眼や図を使いながら確実にしておくと、後の図形問題全般に効いてきます。

つまり、対称な図形は単独の単元として終わるのではなく、
「図形を操作する力」の入口として見ています。


分数と整数のかけ算・わり算は、後の単元の土台になる

次に重要なのが、分数と整数のかけ算・わり算です。

これは単に「計算できるようになる」だけの単元ではありません。
ここでつまずくと、後の

  • 割合
  • データ活用
  • 体積
  • 分数のかけ算・わり算

といった単元に、じわじわ影響が出てきます。

逆にここが安定すると、数量関係をかなり崩しにくくなります。

我が家で意識したいのは、計算のやり方だけではなく、

  • この式は何を表しているのか
  • なぜかけ算になるのか
  • なぜわり算になるのか

まで言えるようにすることです。

小石川型の問題では、答えだけでなく、考え方を筋道立てて追う力が大切になります。
その意味でも、この単元は非常に重要だと思っています。


データの活用は今回むしろ追い風

今回の大日本図書の進度で特にありがたいと感じたのが、データの活用が1学期にしっかり入っていることです。

これは小石川との相性がかなり良い単元だと思っています。

表やグラフを見て、

  • 何が増えているか
  • 何が減っているか
  • どこを比べるべきか
  • どの数字が必要か

を読み取る力は、適性検査で非常に重要です。

しかも、データ活用は算数だけに閉じません。
社会や理科の資料読み取りにもつながります。
そう考えると、算数の中でもかなり価値の高い時間だと感じています。

学校でしっかり進む単元だからこそ、家庭学習では
「解き方を覚える」よりも、読み取って説明するところまで少し寄せたいところです。


比は今のうちに“感覚”だけでも入れておきたい

比は学校ではまだ先ですが、家庭学習では毎週少しずつ触れておく価値が高いと考えています。

もちろん、この時期に本格的な単元学習までは必要ありません。
いま欲しいのは、あくまで感覚です。

  • 1:2 は「1に対して2」
  • 2:3 は「2と3のつり合い」
  • 何倍なのか
  • 同じ割合とはどういうことか

この程度でも十分意味があります。

比は、この先の割合、拡大図と縮図、比例、資料読みなど、あちこちにつながっていきます。
だからこそ、いきなり本格演習に入るのではなく、毎週少しずつ親しんでおくという置き方が自然だと思っています。


優先を少し下げてよい単元もある

一方で、今の8週間では主役にしなくてよい単元もあります。

文字を使った式

これはもちろん必要です。
ただし、今の時期の小石川対策としては最優先ではありません。

それでも意味があるのは、
条件を整理する道具として使えるからです。

「1個分をxとする」
「全部で○個あるから…」
という整理の仕方は、後の文章題や条件整理に役立ちます。

合同な図形・角

ここも大事ではありますが、この8週間の中心に据える必要はないと見ています。
学校内容としてしっかり押さえつつ、家庭では土台確認にとどめるくらいで十分だと思います。


8週間の全体像

今回の8週間は、次の流れで組むのが自然です。

主線

  • 対称な図形
  • 分数と整数のかけ算・わり算
  • 円の面積
  • 文字を使った式
  • データの活用

別枠で少しずつ先取り

5年内容からの補強

  • 割合とグラフ
  • 面積
  • 体積
  • 合同

つまり、学校進度を軸にしながら、そこへ少しだけ先取りと復習を差し込む形です。
この組み方なら、学校内容から大きく離れず、それでいて小石川向けの芯も残せます。


4週間の週間スケジュールをどう考えたか

さらに、この方針をもとに、最初の4週間は週間スケジュールも作成しました。

この4週間の軸は以下の通りです。

最優先

  • 対称な図形
  • 分数と整数のかけ算・わり算
  • 比のミニ先取り

補強

  • 割合とグラフ
  • 円の面積の導入
  • 面積公式、体積の復習

特に第1週と第2週では、対称な図形を一気に固めます。
ここでは「作図できるか」だけではなく、折った後の位置を頭で追えるかを重視します。

第2週から第3週にかけては、分数と整数のかけ算・わり算へ移行します。
ここでは、式の意味を意識しながら、文章題までつなげて安定させたいところです。

そして第4週で、円の面積に入りながら、ここまでの内容を一度まとめる。
この流れなら、無理なく次の4週間へつなげられます。


毎日の15分計算演習は「本体学習を支える役」にする

今回、25分コマの本体学習に加えて、15分の計算演習も毎日入れる形にしました。

この15分は、ただの計算ドリルではなく、その週の学習を支える補助線として使いたいと考えています。

たとえば、

  • 月:四則混合
  • 火:約分・通分
  • 水:分数×整数
  • 木:整数÷分数、分数÷整数
  • 金:文章題に必要な計算
  • 土:面積・割合・グラフに必要な計算
  • 日:1週間の復習

という形で回していくと、計算演習が単独で浮かず、毎週の本体学習にしっかりつながります。

算数は、内容理解だけでもだめで、計算練習だけでもだめです。
両方がうまくかみ合って初めて、安定してきます。
その意味で、この15分はかなり大事な時間だと思っています。


4週間後に見直したいポイント

4週間たった段階では、細かく評価しすぎなくてもよいと思っています。
まずは次の3点を見れば十分です。

  • 対称で、折った後の位置を頭で追えるか
  • 分数と整数のかけ算・わり算を文章題で使えるか
  • 比を見て「何倍」「同じ割合」が自然に出るか

この3つがある程度できていれば、次の4週間で

  • 円の面積
  • 文字を使った式
  • データの活用

へきれいにつなげられるはずです。


まとめ|学校進度を主線にしつつ、小石川向けの芯を入れていく

今回の大日本図書版に合わせて考えると、この8週間の算数は

対称 → 分数と整数のかけ算・わり算 → 円の面積 → 文字を使った式 → データの活用

を学校準拠の主線にしながら、

  • 比を毎週少しずつ先取りする
  • 割合とグラフ、面積、体積を補強として差し込む

という形が、いちばん自然だと感じています。

塾なしで進める場合、どうしても「何を優先するか」が重要になります。
全部を同じ熱量でやるのは現実的ではありません。

だからこそ、今学校で学んでいる内容を大切にしながら、
その中でも小石川につながりやすい力は何かを見極めて、少しずつ厚みをつけていく。
算数については、この8週間をそんな時間にしたいと思っています。

社会、理科に続いて、算数もようやく方針が見えてきました。
まずはこの4週間をやってみて、実際の理解度や負荷を見ながら、次の4週間でまた微調整していく予定です。

次回予告

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